受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「21年10月号」より転載/21年9月公開)

カリタス女子
中学高等学校

「生徒がつくっていく学校」
みずから考えて行動する文化が根づく

 カリタス女子中学高等学校は、1961年の創立以来、カトリックの精神に基づいた人間教育を行い、「普遍的な愛をもって人に尽くす人間」を育成しています。カリタスとはラテン語で「愛」。人を分け隔てなく大事にするという思いが、生徒たちのさまざまな活動の基盤になっています。生徒自身が「生徒がつくっていく学校」だと理解しながら、みずから考えて行動する同校の文化について、校長の萩原千加子先生にお話を伺いました。

授業・講座・研修・制服など
自分に合わせて選択できる環境

2020年度より制服が新しくなりました。バリエーションが豊富なので、生徒たちは着こなしを楽しんでいます 「生徒がつくっていく学校」について、萩原先生は「生徒が自分で選択できる環境を整えている」と話します。

 たとえば、数学と英語の授業。通常のクラスを半分に分けた約20人の少人数クラスで行いますが、それぞれ1クラスを数学マスタークラス、英語アドバンストクラスに設定しています。難度の高い問題を探究的に学ぶ数学マスタークラスには、希望すれば入ることが可能。英語アドバンストクラスには、試験を通過した生徒が入れますが、年度ごとにクラスの入れ替えがあるため、全員が高い意識を持って学んでいます。

 幅広い分野が用意されている土曜講座は、生徒が自分に必要なものを考えて選択します。「英検®・仏検・数検対策講座、英語のディベートやディスカッション、各教科の力を伸ばす講座などがあります。学年の垣根を取り払っているものも多く、中学生と高校生が交流できる場ともなっています」(萩原先生)。さらに、昨年後期から高校生向けに、大学受験に備えた発展的な内容を学べる放課後講習も開講しました。

 同校の伝統ともいえる海外研修でも、生徒が自分の力量や関心に合わせて選べるよう、多彩な内容のプログラムを提供。また、昨年一新された制服は、オプションでネクタイとスラックスを選択できるなど、さまざまな着こなしが楽しめるように工夫されています。

校長室を訪れた生徒の発案が
さまざまな形で学校づくりに反映

19時まで自習室を開設しています。卒業生のチューターや教員が質問に答えています

 萩原先生が校長に就任した3年前から、校長室のドアを開けているときは、生徒が自由に入れるようにしました。すぐに高3生が訪れて、「夜まで学校で勉強したい」と要望したことをきっかけに、カフェテリアを19時まで自習室として利用できるように変更。さらに生徒からの要望で、今年度からは卒業生のチューターが常駐するようになり、教科の質問はもちろん、進路の相談にも応じています。

 今年6月の「グローバルリレー講演会」には、生徒の発案で、20歳の環境活動家、露木志奈さんを招きました。全国の小中高校を回って環境保護を訴えている露木さんのお話は、大いに刺激になったようです。

 また、今年3月には、高3生が校長室で受験報告。推薦入試から一般入試に切り替えて大変だった体験を、失敗談も含めてパワーポイントで発表し、その後、後輩や保護者に向けても講演を行いました。萩原先生は、「生徒たちは自分の体験を人のために生かしています。今度は何を考えてくれるのかと、わたしも楽しみにしています」と語ります。そして、最後に受験生に、次のようなメッセージを送りました。

 「学ぶことは楽しいことです。受験勉強でも、わくわくした学びを感じられるように願っています」

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

《学校のプロフィール》

カリタス女子中学高等学校

所在地:〒214-0012 神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1
交 通:JR南武線「中野島」駅より徒歩10分、JR南武線・小田急線「登戸」駅より徒歩20分、またはバス5分
TEL:044-911-4656
H Pwww.caritas.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

【学校説明会】要予約

10月30日(土)

【入試説明会・過去問題解説】要予約

11月23日(火・祝)

【カリタスDEナイト(オンライン)】要予約

11月17日(水)、12月15日(水)

【カリタス見学会】要予約

12月4日(土)、3月5日(土)

※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

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