受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「21年11月」より転載/21年10月公開)

東邦大学付属東邦
中学校・高等学校

「広く、深く学ぶ」伝統的な教育で
高い倫理観と豊かな人間性を養う

 東邦大学の付属校である一方、国公立大学や難関私立大学への高い進学実績を誇る東邦大学付属東邦中学校・高等学校。建学の精神である「自然・生命・人間」の尊重の下、リベラルアーツ型の教育を実践し、文系・理系を問わず、幅広い教養を身につけたうえで、専門性の高い学びを築いています。卒業生の約7割が医歯薬系などの理系に進学しているのも特徴です。そんな同校の教育について、校長の松本琢司先生に伺いました。

高1までに幅広い教養を身につけ、
高2以降は専門的な学びを極める

最新の換気装置を完備した化学実験室。安全に実験が行えます 同校がめざしているのは、高い倫理観と豊かな人間性を持った、社会に貢献できる人材の育成です。「幅広い教養の上にこそ、確固たる専門研究が成立する」と考え、伝統的なリベラルアーツ型の教育を実践しているのが大きな特色です。

 まず、中1から各教科とも学びの土台づくりを中心に据えながら、実験や体験を数多く取り入れた探究学習によって、じっくりと基礎を築きます。高2からは文系・理系に分かれて演習形式の学びを重ね、各自の進路に合わせた専門分野の習得をめざします。「こうした6年間の学びを通して、幅広い教養と高い専門性に加え、豊かな感性も備わっていく」と、校長の松本先生は言います。

 さらに、「学習のなかでは、インプットだけではなく、アウトプットを大切にしている」とのことで、英語の「スピーチコンテスト」など人前で発表する機会のほかに、夏休みの思い出を英語でつづる「英文絵日記」など個人でできるアウトプットの機会も用意。多彩な角度から生徒の可能性を広げています。

新型コロナ流行の渦中でも
高大連携や国際理解教育を推進

今年の学問体験講座で、素粒子の観測に挑戦する生徒たち

 新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度は課外活動がほとんど中止になりましたが、今年度は少しずつ動き始めています。国際理解教育では、海外研修こそ中止になりましたが、ハーバード大学の学生を招き、英語でディスカッションを行う「SLICE」を、オンラインに切り替えて実施。また、小説や伝説の舞台となった場所を散策する「物語散歩」は、行動範囲と規模を限定して行っています。東邦大学と連携して、素粒子の観測や医薬品の調合など高度な学問を学ぶ「学問体験講座」も、理学部・薬学部・健康科学部のある習志野キャンパスで再開。「医学部志望者を対象とした外科の実習模擬体験『ブラック・ジャックセミナー』など、病院で行う実習はまだできない状況ですが、内視鏡を使った手術のシミュレートなどリアルな体験ができるので、医学部志望の生徒には早く経験してもらいたい」と松本先生は話します。

 生徒の約7割が理系に進み、なかでも医学部医学科には、合格者約100名のうち、半数の50名が実際に進学しています。そのため「進路ガイダンス」や「職業講話」などで、医療に携わる卒業生や保護者に話を聞く機会も充実させています。医学部志望者が多い理由に、そのような卒業生がロールモデルとなっていることも挙げられます。

 最後に松本先生は、「受験で合格をめざし、努力した成果は、結果がどうであっても中学入学後に発揮されるはずです。受験勉強のなかで、ぜひ学習の楽しさを味わってください」とメッセージを送りました。

《学校のプロフィール》

東邦大学付属東邦中学校・高等学校

所在地:〒275-8511 千葉県習志野市泉町2-1-37
交 通:JR総武線「津田沼」駅よりバス15分、京成本線「京成大久保」駅より徒歩10分
TEL:047-472-8191
H Pwww.tohojh.toho-u.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

【学校見学会・説明会】要予約

10月23日(土)、30日(土)、
11月06日(土)、13日(土)
各回10時~

※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

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