受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

城北埼玉中学校 ●10月1日(土)

新校長の就任を機に、さらなる高みをめざして学校改革を推進

 「着実・勤勉・自主」を校訓に、「人間形成」と「大学進学指導」を教育の2本柱に据える城北埼玉中学校は、理系の割合が高い文武両道の男子進学校として、埼玉県内でも有数の人気を誇っています。この4月に新校長として森泉秀雄先生が就任したことを機に、これまで築き上げてきた伝統を継承しながら、さらなる飛躍を遂げるべく、戦略的な学校改革を推進しています。

 森泉先生は、三つの公立高校の校長を歴任。前任地の県立大宮高校では、東大合格者数を校長在職4年間で7名から16名に引き上げました。「東大進学がすべてではありませんが、最難関大学をめざす生徒がいることで、学校全体の学習意欲が底上げされます」と、その効果を説明しました。

 森泉先生が感じた同校の生徒たちの印象は「素直で真面目」。つまり、「学校を信頼して努力できる、伸びしろがある」と言います。それだけに、今春の東大合格者2名という数字について、「もっとできるはずだ」と考えています。そこで森泉先生は、これまで自宅学習日にしていた期末試験後にも授業を行う一方、先生方には難関大学の2次試験の問題を解き、オリジナルの冊子(テキスト)にするように指示しました。生徒のやる気と能力を引き出して、高い目標に向かわせるため、教員の指導力に磨きをかけるのが狙いです。

 その一方、心身の成長や愛校心の高揚につながる文武両道の精神を重視しています。生徒には伝統に即してクラブ活動や行事にも全力投球するよう伝えており、この9月に行われた文化祭では、なんと森泉先生みずからがマドンナコンテストを企画したそうです。これは、「女子の来場が少ない」と嘆く生徒に発破をかける目的で行ったもの。県内のすべての女子校に先生が赴き、直接宣伝をして来校のお願いをしたそうです。その結果、最終的には41名もの女子がコンテストに参加。森泉先生の積極性や有言実行ぶりは、生徒の意欲向上にも大いに影響を与えています。

 なお、2012年度は入試のシステムが変更されます。これまで同校では1月に2回、2月に1回入試を行っていましたが、2012年度は全3回の入試を1月で完結させ、1月12日の第1回入試の試験会場を学外(所沢くすのきホール)にも設置。また、入学手続時の延納金を廃止し、受験料についても、2回同時出願の場合は2万5000円、3回同時出願の場合は3万円に変更するとのこと。さらに、得点の開示も各回で行うことが発表されました。


少林寺拳法部、陸上部、剣道部など各大会で活躍する運動部のほか、囲碁将棋部、吹奏楽部などの文化部の活動も盛んです
http://www.johokusaitama.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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