受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

恵泉女学園中学校 ●10月4日(火)

「聖書・国際・園芸」を教育の柱に、6年一貫で生徒の成長を温かく支援

 恵泉女学園は、1929年に日本人の女性信者によって開かれたプロテスタント校です。中学・高校のキャンパスは世田谷の閑静な住宅街にあり、花と緑に囲まれた校舎は機能性にも優れ、生徒たちは明るく伸び伸びとした空間で、日々学力と感性を磨いています。

 同校は創立時から「聖書・国際・園芸」を教育の柱としています。その意味について校長の佐伯幸雄先生は、「よりよく生きるために『聖書』を活用し、世界平和の実現に向けて『国際』を意識する。そして『園芸』で命の重要性を実感するというのが、創立から受け継がれている恵泉の学びの根幹なのです」と説明します。そして、「地域の皆さんの声も聞きながら、ご家庭と協力して国内外で活躍できる自立した女性、他者を思いやれる愛情深い女性を育てています。学内の雰囲気を直接確かめたうえで、お子さんが入学するにふさわしいかどうかを判断してください」とあいさつを締めくくりました。

 続いてDVDを使った学習内容の説明です。そこでは生徒のノートがいくつか紹介されました。たとえば、中1・2の英語では、練習ノートやテストの直しノートを作って基礎を徹底していますが、入学当初は単語を羅列するだけだったものが、次第に文法のポイントやテストの反省点なども記されるようになります。ノートには担当教員からのコメントもびっしりと書き込まれており、生徒の成長とそれを促す指導のていねいさを見て取ることができます。

 国語では中3で「メディアリテラシー」について学びますが、その一環として生徒たちは現役の新聞記者などによる講演を聞いたうえで、自分たちで新聞を制作。完成品には時事ネタや社説から、4コマ漫画、学内のカフェの広告まで記載されていて、とてもユニークです。中1と高1で行われる「園芸」のノートには、イチゴやシイタケの栽培法がイラスト入りできっちりとまとめられており、恵泉生の何事にも真面目にこつこつと取り組む姿勢がうかがえました。

 気になる2012年度入試については、2月1日の第1回入試の終了時刻を早める予定。これは、午後入試を受ける生徒への配慮で、遅くても13時までには全員が帰れるようになるそうです。


4階まで吹き抜けになった「メディアセンター」。図書館やコンピューター室といった情報系の機能を集めたスペース
http://www.keisen.jp 別ウィンドウが開きます。

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