受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

鎌倉女学院中学校 ●11月2日(水)

6年一貫の独自プログラムで、社会に貢献するキャリア・レディを育成

 鎌倉女学院は、漢学者としても著名な教育者・田辺新之助によって創設された女子校です。1904年の創立以来、校訓である「真摯沈着」に込められた「どのような時代にあっても、しっかりとした自己を持ち、付和雷同することなく堅実に生きる女性であれ」という精神を受け継ぎ、さらなる飛躍に向けて新プロジェクトを推進しています。

 2011年4月に校長に就任した錦昭江先生は「古都鎌倉という立地にある“鎌女”でなければできない教育」として、中学3年間をかけて取り組む「鎌倉学」について次のように紹介しました。「世界を知るためにも、自分が属する地域や日本の文化について知識を深めることはとても重要です。文化遺産や自然環境に恵まれた鎌倉全体を学習活動のフィールドとして捉え、生徒たちはグループごとにブレインストーミングや綿密な現地調査を経て意見交換し、それをレポートにまとめてプレゼンテーションを行います」。さらに高校では、中学で学んだ鎌倉学の成果を基盤に、視野を世界に広げ、「国際・環境学」を学ぶプログラムへと進みます。そこでの研究は個人単位で、アウトラインを考えたうえでのリサーチや正式な文献引用の方法、限られた時間で的確に論証する力を身につけ、「大学のゼミで発表できるレベル」をめざします。

 この「鎌倉学」をベースとした「国際・環境学」は、各教科にも連動しており、文系・理系のどちらからもアプローチが可能。英語でも同様のプロセスを用いた学習が繰り返し行われ、全教科の教員がこの6年一貫の独自プログラムに携わっています。

 また、日本と世界の文化や社会に目を向けた「土曜講座」や、放課後に茶道・華道・書道・フルート・バイオリンの稽古を受けられる希望制の「特修」など、教養を深める多彩なプログラムが用意されているのも同校の魅力です。錦先生は「“部活と特修”が鎌女生のアフタースクールの定番です。大学を卒業して、社会へ出た後に生きてくる“本物の学力”を養うことはもちろん大切ですが、幅広い教養を身につけて、さまざまな世界を知ってほしいと思っています」と話を結びました。


卒業生が自習室で生徒の学習のフォローや受験勉強のサポートを行う「チューター制度」も導入しています
http://www.kamajo.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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