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豊かな“心の生活”の中で、自律心や女子聖らしい品格が育つ
女子聖学院のスクールモットーは「神を仰ぎ 人に仕う」。1905年の創立以来、一人ひとりに与えられている賜物(資質)を見いだし、それを他者のために生かすことのできる人材の育成に力を注いでいます。
説明会は、初代院長のバーサ・クローソンの名を冠した、厳かで落ち着いた雰囲気の「クローソンホール」で行われました。初めに、2011年4月に校長に就任した阿部洋冶先生が登壇し、「“心の教育”ではなく、豊かな“心の生活”があることが特徴であり、誇りでもあります」と同学院の教育について紹介しました。人は悩んだり、孤独になったり、不安になったりするもので、特に多感な十代の生徒たちはいろいろと心が揺れ動くものです。「若者たちの心を成長させるためには、そうした“心の生活”が保証されなければなりません」と阿部先生は言います。そうしたなか、同校では、生徒を枠にはめ込むのではなく、自由へと解放し、本来の自分と向き合い、自分は何者であり、何のためにどのように生きるべきなのかを大切にしています。阿部先生は、「“自由”とは、自由放任ではなく、生徒たちのみずからの気づきを期待して待つ姿勢のことです。生徒たちは“見守られている自由”とよく表現していますが、教員が適度な距離感で生徒たちを見守る関係のなかで、自律心や女子聖らしい品格が育まれていきます」と述べ、「この伝統の人間教育の土台の上に、個々に応じた教科教育を展開し、大学進学に向けてしっかりとした学力を身につけていけるように努めています」と結びました。
続いて参加者は、豊富な蔵書数を誇る図書館やイングリッシュラウンジ、木目の美しい建材が使われた教室や廊下、チャペルなどを見学。明るくぬくもりの感じられる教育環境に、保護者の方々も魅せられたようです。
校内見学の後は、学園紹介DVDの上映に続き、校長補佐の都筑昭雄先生から進路指導や入試についての説明がありました。同校では特進クラスは設けておらず、楽しんで学習してほしいという思いから中学での習熟度別クラスも廃止しました。代わって中1生のための自習室や学習室を設けたり、補習を繰り返し行ったりして学力を養っており、都筑先生も「それぞれの賜物を生かせる進路を見つけ、進んでいってほしいと願っています」と話します。
2012年度入試については、「面接は、これまで入学試験の前に行っていましたが、入学ガイダンス後に入学予定者全員を対象に実施することになりました」とのこと。生徒一人ひとりを見守り、大切にする女子聖学院の教育姿勢が伝わる説明会でした。

中1生やPTA園芸ボランティアの人たちの手入れが行き届いた中庭など、緑あふれる教育環境
http://www.joshiseigakuin.ed.jp ![]()
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