受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

国府台女子学院中学部 ●10月28日(金)

中学部・高等部の新校舎が完成。新たな環境の中で心と学力を伸ばす

 2011年に創立85年を迎えた国府台女子学院は、仏教精神を礎とする「敬虔・勤労・高雅」の三大目標の下、2万人を超える卒業生を送り出してきました。創立100年を見据えて新たなキャンパスの建設に着手し、2011年7月には4階建ての中学部・高等部の校舎が完成。この日の説明会はその真新しい校舎で開かれました。

 学院長の平田史郎先生は、仏教教育について「教義を教えるのではなく、人間として生きていくうえでの心の糧、心の物差しをつくり上げてほしいという思いで行っています」と言います。そして「教養を得る場であるとともに、心豊かに正しく生きていくための智慧と慈悲をめざす心を育てる場でありたい」と、同学院の教育について説明しました。

 また、教育には、方法論と意味論が大切であるという考えから、「カリキュラムの工夫や勉強の仕方などの方法論(技術論)とともに、学ぶことの意味論も伝えていきたい」と続けます。「女子校の良い点は、運動会や文化祭などで男子の力を借りずに、女子だけでつくり上げていかなければならいないことです。成長が著しい中高6年間で女子が主役になれる場です」と結びました。

 続いて、中学部副学院長の植竹弘先生から、教育の特色や入試についての説明がありました。中1では学習習慣を身につけて基礎学力を固めること、中2では演習を中心とした学習によりさらに基礎力を定着させることを重視。中3からは選抜クラスを1クラス設けるほか、英語教育にも力を入れています。また、生活面については、「生活記録ノート」を使って生徒と担任との心の交流を図っています。生徒がノートに身の回りの出来事や相談などを書き、それを担任がチェックして返事を書いて戻すシステムになっています。「面倒見の良い学校という評価を頂いていますが、私学にとってはそれが命だと思っています」と話す植竹先生。こうしたきめ細かい指導の積み重ねが、4年制大学への現役進学率8割以上という結果にも結びついているのかもしれません。

 説明会終了後、入り口正面に“知識の泉”ともいえる図書館を配した新校舎を見学。「図書館は普通教室の10部屋分ほどの広さがあり、「中1・2の国語で行っている『読書指導』や調べ学習をはじめ、自習室などとして幅広く活用している」(国語科・多田明子先生)とのこと。参加者は充実した施設をじっくり見学しました。


新校舎の入り口正面にある図書館。ここを起点に、自発的な学習を促す空間が学校全体へと広がっていきます
http://www.konodai-gs.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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