受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

穎明館中学校 ●11月21日(月)

系統的キャリア教育で視野を広げ、夢に向かう原動力に

 2007年に高校での生徒募集を停止し、完全に中高一貫校となった穎明館中学校・高等学校の教育の柱は、Experience(経験)、Morality(道徳)、Knowledge(知識)の「EMK」です。この三つを柱に、グローバル社会に貢献するリーダーの養成に力を注いでいます。

 あいさつに立った教頭の橋本好広先生は、「教員全員が“生徒のためなら何でもやる”という熱意を持ち、生徒たちが明るく生き生きしている。ひと言で表すと、本校はそんな学校です」と笑顔で話しました。1学年約180人と小規模なのは、生徒の理解度を確認しながら授業を進めるため。主要教科については、十分な授業時間数を確保することで無理なく基礎学力を定着させ、長期教育プランに沿って先取り授業を実践しています。高2で文系・理系に分かれた後も全教科を必修とする「EMKカリキュラム」に基づき、国公立大学受験に対応できる学力を養成。また、放課後に個別指導や大学受験対策講座(無料)を行うなど、親身な学習指導から「入学後に学力が伸びる学校」という評価を受けています。

 その一方、生徒主体で企画・運営される学校行事や「縦のつながり」を深めるクラブ活動も学校生活に欠かせません。橋本先生は「優秀な生徒ほど勉強と部活動を両立させています。家庭で予習と復習を行い、授業をきちんと聞いて理解すれば学力は着実に伸びます」と述べ、入学後の早い段階で“EMKスタイル”を身につけた生徒ほど実力をつけ、希望進路を実現していることを説明しました。

 中高6年間を通じて系統立てたキャリア教育を実施している同校では、卒業生も重要な役割を担っています。受験勉強や進路選択に関する役立つ情報を伝える「進学懇談会」、医療系大学をめざす生徒向けに卒業生の医師が講義をする「医療系セミナー」、さまざまな職業や働く意味について学ぶ「職業ガイダンス」など、在校生とOBやOGとの交流の場を積極的に設定しています。「生徒から生徒へ伝わる力が将来に対する目的意識をより明確にし、夢に向かう原動力となる」と考えているからです。

 最後に、2012年度入試についての説明がありました。試験の配点を、国語・算数は各130点から各100点に、理科・社会は各70点から各60点に、それぞれ変更するとのこと。「出題傾向に変わりはありませんので、過去問を参考にして得点率6割をめざして取り組んでください」といったアドバイスもありました。


「穎」の字が持つ「シャープ・賢い」という意味を表現したEMKブリッジの先にキャンパスが広がっています
http://www.emk.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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