受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

跡見学園中学校 ●5月13日(月)

「伝統と革新」の学びの精神の下、自律・自立した教養ある女性に

 日本人創立者が開校した私立女子校としては最古の歴史を持つ跡見学園。幕末から明治へと移る激動の時代のなかで、新時代を生きる女性を育成するべく、教育者であり、画家・書家であった跡見花蹊(かけい)によって開校されました。“『目と手と心と』を養い、自律・自立したしなやかな女性へ”という教育理念の下、学問や芸術を通して豊かな心を育む情操教育を実践しています。

 説明会では、まず校長の嶋田英誠先生が同校の建学の精神について説明しました。同校の前身である跡見塾が大阪中之島に開塾されたのは1858年。明治時代になり、1875年には、新時代の舞台となる東京に移り、跡見学校として開校されました。「新生日本を支えていく女性を教育したいというのが本校の建学の精神。幕末から明治という黎明期において、女性の自立を考えていた学校なのです。開校から155年たった現在も、社会情勢が目まぐるしく変化するという点においては、明治に匹敵するともいえるでしょう。私たちは今こそ原点に返り、社会に出てからも自己研鑚を惜しまない自律・自立した女性を育てていきたいと考えています」と話しました。

 続いて、教育方針については副校長の住川明子先生が話します。強調するのは、「女子校の良さ」についてです。「脳科学の研究からも、男女の脳とその働きには明らかな違いがあることがわかっています。だから、効果的な学び方も違ってきます。たとえば、女子はグループで協力してお互いを高め合う、ディスカッションが好きという傾向があります。教師に対する質問も上手で、ほめてあげればどんどん伸びます。そういう点を踏まえながら授業を進めていきます。もちろん、異性の目を気にせずに、やりたいことを思うようにできる点も、生徒たちは気に入っているようです」とのこと。

 また、個々の進路希望に対応するための取り組みとして「7時限目プロジェクト」を紹介。これは、チームティーチングによる国・数・英の補習を行い、苦手科目の克服をめざすものです。ほかにも、図書館の開館時間を延長したこと、夏の勉強合宿や春休みの課外語学研修を企画していることなど、今後の“改革”についても触れました。

 閉会後は、グループに分かれて校内見学へ。4時限目の授業の様子のほか、理科実験室、美術室、洋裁室、図書館、体育館などの各施設を見学しました。


6階建ての校舎は中心にアトリウムを配置。洋・和裁室、調理実習室、理科実験室、美術室、工芸室などの特別教室が充実しています
http://www.atomi.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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