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学校説明会レポート

宝仙学園中学校共学部理数インター ●5月19日(日)

この春に1期生57名が卒業。そのうち13名が国公立大学に合格

 2007年に開設された宝仙学園の「理数インター」は、それまでの女子部とは異なる男女共学の中高一貫校です。この日の説明会では、受験生を対象とした理科実験教室を同時開催し、「豚の目玉の解剖」と「液体窒素」の二つの実験コースを用意。参加した子どもたちは事前にどちらかを選択し、全体あいさつの終了後に各実験室に向かいました。
 さて、この3月に理数インター1期生の57名が卒業しました。6年前に数ある学校から新生の理数インターを選んだ生徒たちが、大学受験に挑戦し、巣立っていきました。大学受験の結果は、医学部3名(含む6年間特待生)、国公立13名、早慶上理30名、GMARCH38名。この生徒たちに対して、副校長の富士晴英先生は、「非常に誇りに思う」と、その健闘を讃えていらっしゃいました。
 理数インターは新しい学校ですが、宝仙学園自体は80余年の歴史を持つ伝統校です。その伝統に基づき、理数インターでも行事を通した人間教育を重視し、体育祭で中学生が踊るソーラン節は、生徒が全体と個を意識するきっかけになっています。文化祭は系列の幼稚園から大学までが合同で行い、世代を超えた協力の場にしています。
 また、生徒が自分の研究テーマを自由に掘り下げる「総合探究プロジェクト」を実施しているのも特徴です。中1〜高1生は、1年かけて研究した成果を3月に校内で発表しますが、高2生は修学旅行で米国のスタンフォード大学を訪れ、そこで英語でのプレゼンテーションに臨みます。
 一方、基礎学力は週37コマという授業時間数と、徹底した「チェック&フォローシステム」で養っています。生徒は「スタディレポート」という名の学習記録シートを毎日提出し、担任のチェックを受けながら、自発的に学ぶ姿勢や、自己管理法を身につけていきます。火曜と木曜の放課後には授業の確認テストを実施し、その結果は個々の弱点をフォローするために活用しています。
 こうしたきめ細かい指導は、1クラス35名以下の少人数制ならではのものでしょう。富士先生は、「社会に有為な人間になるためには、まず学力を身につけることが大切です」と言います。それを踏まえ、同校では教員が一丸となって会議で生徒の成績を分析し、個別の学習プランを作成。面談でやる気と自覚を引き出しながら、生徒が高い目標に向かうことを支えています。
 この後、説明会は個別相談の部へ。希望する保護者は実験から戻ってきた子どもたちと会場に残り、さまざまな質問を先生方に投げ掛けていました。


2009年に理数インターのホームルーム校舎を新設。快適な学校生活を送れる環境が整っています
http://www.risu-inter.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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