受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

海城中学校 5月24日(金)

新たな時代に合わせた教育改革を積極的に推進

 1891年に海軍予備校として誕生し、120年以上の歴史を持つ海城中学校は、創立以来、「国家・社会に有為な人材の育成」という建学の精神の下、現在ではリベラルでフェアな精神を持った「新しい紳士」の育成に取り組んでいます。伝統校としての精神を受け継ぎながら、時代に合わせた教育改革も積極的に推進しているわけです。2011年には高校からの募集を停止すると同時に、中学入試の帰国生枠を大幅に増やしました。そこには、一般の生徒と帰国生が同じクラスで切磋琢磨することによって、すべての生徒に将来の国際社会での活躍を意識させるという狙いがあります。

 あいさつに立った校長の水谷弘先生は、中1の「学年便り」の内容を披露しながら、生徒たちの様子を紹介。その内容から、教員が生徒たちを温かく見守る姿勢が感じられました。また、4月に行われた校外学習「プロジェクト・アドベンチャー」に参加した生徒の文章では、「お互いの違いを認めることの大切さをたった一つの体験で身をもって知り、仲間と協力し、挑戦することの楽しさを味わうことができました。本当によかった」といった感想が聞かれ、参加者はその内容に耳を傾けていました。

 水谷先生は、「入学して2か月弱ですが、このようにして本校での生活になじんできています。日々、新たな挑戦をしながら、一人ひとりが一つひとつ大きく育っていく。そんな仲間たちの集まりです」と話を結びました。

“新しい紳士”を育成するための特色ある教育プログラムを展開

 続いて教頭の中田大成先生が登壇。「社会で活躍できる人材を育てることが海城の使命であり、“新しい紳士”を育成するための改革に努めてきました」と、パワーポイントを使って具体的な教育内容について紹介しました。

 その一つが、生徒の感想にもあった「プロジェクト・アドベンチャー」です。これは中1の春と中2の初夏に行われる体験型プログラムで、さまざまなアクティビティーに挑み、仲間と共に課題を解決していくなかで、コミュニケーション能力やコラボレーション能力を高めていくもの。また、演劇的手法を用いた体験学習の「ドラマ・エデュケーション」も特色あるプログラムで、人間関係力、表現力、創造力を高め、コミュニケーション能力を育てています。文部科学省の『児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業』にも採択されるなど、高い評価を得ているこうした取り組みを通して、同校は共生、協働、創発の力を養い、“新しい人間力”を育成しているのです。

 この“新しい人間力”の育成とともに力を入れているのが、“新しい学力”の養成です。中田先生は、「時代が求める学力とは、みずから課題を見つけ解決していく問題解決型の能力です。社会科総合学習や理科の実験など、生徒がみずから参加・活動する授業で思考力を養い、その力を育んでいます」と強調。一方で、従来型の系統学習もおろそかにせず、たとえば数学では独自の教材を使用し、基礎を徹底して応用力に結びつけているとのことです。

 最後は入試について。同校では、教科ごとに合格最低点(足切り点)を設定しています。「ただし、かなり低い点に設定しているので、あまりナーバスにならず、まんべんなく点数を取るよう心がけてください」とのアドバイスがありました。


土のグラウンドや体育館など体育施設が充実。中学の入部率はほぼ100%で、活発に活動しています
http://www.kaijo.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

◎学校関連リンク◎

  •  鷗友学園ブログ「鷗友徒然草」〜鷗友学園の日々をご紹介〜
  • 国公立・医学部への最短距離は? 栄東へ

◎人気コンテンツ◎

  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 受験体験記
  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 親子で歩んだ 受験の軌跡
  • 2016 中学入試特集 *入試結果 *入試動向 *受験ドキュメント
  • 2016年度 SAPIX主催 学校説明会レポート《170校のレポートを公開中!》
  • 学校検索/2018スクールデータ公開中
  • 「2017年度入試」出題のポイントと留意点
  • 手軽に作れてからだにやさしい/まんてん塾ごはん:今月のレシピ公開中!

ご注意

コンテンツへのリンクで  のアイコンは、PDFです。表示には Adobe Reader が必要となります。
Adobe Readerのダウンロードは、こちらからどうぞ。↓
Get Adobe Reader

ページトップ このページTopへ