受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

駒場東邦中学校 ●6月7日(金)

豊かな知性と人間性を育み、社会のリーダーとなる人材を輩出する

 駒場東邦中学校・高等学校は、「豊かな人間性と科学的知性に裏づけされた社会のリーダーとなる人材」の育成をめざして、1957年に設立されました。以来、“節度ある自由”を重んじながら、高い学力を養成すると同時に、生徒の自立を促す教育を展開しています。

 銀座ブロッサムで開催された説明会は、サピックス教育情報センター所長の神田正樹先生による文系科目の入試問題分析から始まりました。社会については「記述問題の割合が3割程度で、徹底した基礎力と世の中のさまざまな出来事を的確に分析・判断し、それらを簡潔に表現する力が求められます」と説明。国語については、「長文読解、豊かな語彙力、漢字の書き取りなど、総合力を問う問題が出題されます。ふだんから物語文全体の展開を意識しながら、重要なところには傍線を引くなどして読み進めましょう」とのことで、サピックス卒業生の声を紹介しながら、「基礎力を充実させ、SS特訓で実戦力を養っていけば十分に間に合います。最後まであきらめずに努力し、駒場東邦の入試にチャレンジしてください」と締めくくりました。

 続いて登壇したのは、今年4月に校長に就任した平野勲先生です。「次世代のリーダーを育てるという教育目標の下、教員と保護者が協力し、子どもたちを6年間でどう育てるかを考えながら、生徒と共に活動している学校です」と述べ、同校の教育の特色について話を進めました。同校では、授業や行事などを通じて、「自分で考え、答えを出す」習慣を身につけることを重視。学習面においては、早い時期に文系・理系に偏ることをせず、各教科バランスの取れた能力を身につけるよう指導しています。6年間のカリキュラムを効率良く編成して高2で教科書の内容をほぼ学び終え、教科によっては分割授業を積極的に取り入れ、少人数教育による理解の徹底と実習の充実を図っています。

 さらに、多彩な行事でリーダーシップの育成に努めていることにも触れ、宿泊を伴う行事では事前学習を行ったうえで、実際に現地で見て感じ、経験したことをレポートにまとめます。高2の修学旅行は生徒が主体となり、プレゼンを実施して行き先を決めています。「体育祭では生徒と教員が何度も話し合いを行って企画やルールを練り上げ、決定後は生徒にすべて任せます。体育祭は縦割りの色別対抗で行われますが、卒業してからも『君は、何色?』という会話で盛り上がります。こうした行事や部活動を通じて、リーダーとしての資質を育んでいきます」とのことです。

 入試については、「たとえば、算数の問題用紙には、考え方を書いてもらうための余白を多く設けています。試行錯誤のなかで書き込んだことを評価したいと思っているからです。自分がどのように考えたのかを表現してください」といったアドバイスもあり、「ぜひ文化祭に遊びに来て、本校の雰囲気を感じ取ってください」と結びました。


校舎は中学棟、高校棟、体育館棟、管理棟があり、グラウンドや室内プールなどの体育施設も充実。部活動も盛んです
http://www.komabajh.toho-u.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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