受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

八雲学園中学校 ●6月19日(水)

四つの教育の特色を打ち出し、時代に即した教育を実践

 八雲学園は、1938年の創立以来、「生命主義」「健康主義」という教育方針を柱に、常に時代を敏感に察知し、時代に即した教育を実践しています。同校の教育の特色は、「徹底した英語教育」「きめ細かい進学指導」「独自のチューター方式」「感性を養う芸術鑑賞」の四つ。特に英語教育については力を注いでおり、この日の説明会も、中2・3生による「イングリッシュ・パフォーマンス」から始まりました。10名の生徒たちが英語で学校紹介を行い、その英語力の高さと堂々とした姿に、会場からも拍手が湧き起こっていました。

 続いて登場した校長の近藤彰郎先生も、「英語は人前で話せなくては意味がありません。本校では、英語劇やレシテーション(暗唱)コンテストといった多彩な英語行事を用意し、中3ではアメリカ海外研修を行うなど、生きた英語を学ぶ機会をたくさん設けています」と、英語教育について説明。その一方で、日本人としてのアイデンティティーを確立するきっかけになるのが芸術鑑賞です。「歌舞伎や寄席、日本の絵画・工芸品の鑑賞などを毎月1回実施しています。自国の文化に対する関心・理解を深められると同時に、幅広い分野の“本物”に触れることで豊かな感性を養うこともできます」と近藤先生は言います。 「チューター方式」は、中学3年間を通して、担任教師のほかに相談役の先生が生徒一人ひとりにつく同校独自の制度。生徒たちが充実した学校生活を送れるよう、保護者や担任教師と連携を取りながらあらゆる面でサポートしています。近藤先生は、「子どもにはさまざまな才能があります。学力を伸ばすことはもちろん大切ですが、一人ひとりが持つそれ以外の力も伸ばしたいと考え、教師が一丸となって取り組んでいます」と述べました。

 進路指導に関しては、進路指導副主任の増田佳子先生が詳しく説明しました。同校では、中学入試の結果から上位1クラスを選び出し、国公立・早慶上理をめざす「Honors Track Class」としています。そのほかはGMARCH以上をめざす「Advanced Track Class」となりますが、中2以降は模擬試験や定期試験の結果でクラスを入れ替えるため、生徒の学習意欲を高めることにつながっているそうです。

 具体的な取り組みとしては、中学では自学自習の習慣をつけ、基礎学力とを養成するために、自宅学習時間や学習内容を毎日記入して担任に提出する「スクールダイアリー」を活用。放課後補習や個別学習指導なども実施して、全体的な学力の底上げを図っています。高校では2年生から受験対策の特別進学プログラムを設け、さらに卒業生による個別指導も行っています。このようなきめ細かい指導の結果、難関大学合格者数が年々伸びており、また「面倒見の良い学校」「入学後の満足度が高い学校」として雑誌などで取り上げられたこともあって、注目度が高まっています。


説明会終了後には学校見学を実施。リニューアル工事が行われたメディアセンター(図書館棟)や体育館などを見学しました
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