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学校説明会レポート

都立武蔵高等学校附属中学校 ●6月21日(金)

「向上進取」と「奉仕」の精神を重視し、社会に貢献できる知性豊かなリーダーを育てる

 都立武蔵高等学校の前身は、1940年に設立された東京府立第十三高等女学校。2008年に附属中学校が開校し、多摩地区初の併設型の公立中高一貫校となりました。「向上進取」と「奉仕」の精神を重視し、国公立大をはじめとする難関大学への進学に対応した幅広い教養教育によって、「社会に貢献できる知性豊かなリーダー」の育成をめざしています。

 この日の説明会では、校長の守屋一幸先生が同校の教育概要から適性検査の特徴まで詳しく説明しました。「本校には創立73年の進学校としてのノウハウがあり、生徒の80%以上が国公立大を志望しています」と生徒の進路志望状況に触れ、具体的な教育内容を紹介。高2までは全生徒が共通のカリキュラムで学び、センター試験を見据えた5教科7科目に対応した授業を展開しています。さらに国・数・理・英の4教科については、隔週土曜日に発展的な内容を学習します。国・数・英は習熟度別の少人数制授業で基礎学力を定着させ、「ポートフォリオ」という学習指導と進路指導の個人カルテを活用。定期試験などの結果を自己分析し、補充課題や補講による手厚いフォローで苦手分野を克服すると同時に、自主的な学びに導いています。また、上位層の生徒には発展課題を用意し、学ぶ意欲を高めています。

 さらに、同校ならではの特色として紹介されたのは「地球学」と「キャリア・デザイン」です。「地球学」では自然・社会・人文科学を中心に、教科の枠を超えた学習活動を生徒主体で実施。中1・2の調査体験活動では実験・観察・討論・発表のスキルを磨き、中3では個人の課題研究に発展させ、地球規模の課題について考察を深めます。守屋先生は、この取り組みの狙いについて「教科横断型の学びを通じて、グローバル化が進む現代社会で必要とされる『問題解決能力』を養います」と説明しました。

 一方、「キャリア・デザイン」では、大学訪問や進路講演会など自分の将来を考えさせるプログラムと、勉強合宿や長期休暇中の特別講座など、希望する進路を実現させる能力を高めるプログラムを用意し、将来設計をサポートしています。

 最後に適性検査について、過去問プリントを参加者と一緒に確認しながら、対策に関する説明がありました。同校の適性検査は、Ⅰは「文章を読み取り、論述する力」、Ⅱは「資料を分析・考察する力」、Ⅲは「課題を発見し、解決する力」を確認するためのもの。守屋先生は「小学校の学習をきちんとやることが前提ですが、そのうえで自分の考えをもち、その考えを論理的に他者にわかるように筋道を立てて文章を書くよう練習をするとよいでしょう」とアドバイスを送りました。


同校のクラブ加入率は106%。なかには運動系クラブと文化系クラブを兼部している生徒もいます
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