受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

サレジオ学院中学校 ●6月24日(月)

スタディー、ソリューション、サービスをキーワードに、「25歳の男づくり」をめざす教育を展開

 サレジオ学院中学校は、創立者ドン・ボスコの教育理念の下、「信念・愛情・道理」を根本に置いた人格教育を実践。生徒一人ひとりが神から与えられた使命(ミッション)を実現するために、豊かな人間形成をめざすカトリックのミッションスクールです。

 説明会の冒頭で校長の鳥越政晴先生は、日ごろから生徒たちに身につけてほしいキーワード「三つのS」について説明しました。それによると、一つ目は自分の才能を生かすための道具としての「スタディー」で、二つ目はチームで意見を出し合い、解決していく問題解決能力を意味する「ソリューション」。そして三つ目は、人々に奉仕する心を持ち、自分の才能を社会に還元するという「サービス」の精神です。鳥越先生は、「ミッションスクールとして、この三つはぜひとも伝えていかなければなりません」と話します。

 また、同校では、全人的成長(精神的成長)のための教育を「25歳の男づくり」ということばで表現しています。このことばには、高校卒業時に完成形を求めるのではなく、社会である程度のことをしていける位置につく25歳を目標に、他者に奉仕できる人間になってほしいとの願いが込められています。鳥越先生は、「大学進学の結果で生徒の価値を決めるのではなく、その向こうに彼らの人生があり、その象徴が『25歳の男づくり』なのです。この三つの資質をしっかりと身につけ、隣人に手を差し伸べることができるようになってほしい」と強調しました。そして最後に、「学校選びは、体感するものだと思っています。お子さんに伝えていただきたいのは、『これはきみたちの受験です。自分で体感し、感じて志望校を決めてください』ということ。自分で選んだ学校で、がんばってほしいと願っています」と、メッセージを送りました。

 続いて、入試広報委員長の小川剛史先生が、学校生活全般について紹介しました。鳥越先生の話にもあった「25歳の男づくり」を実践するために、中高6年間を2年ごとに分けて、それぞれの時期に応じた指導を行っています。まず、中1・2では学習習慣を身につけるとともに、部活動も大いに奨励。中3・高1は進路意識を高める時期と位置づけ、卒業生の体験などを聞く進路講演会、進路ガイダンス、職場訪問などを行っています。そして高2・3は、みずからの使命を意識しながらサレジオ学院6年間の集大成の時期に当たります。ここでは、文系・理系に分かれて少人数授業や夏休みの勉強合宿などを行い、「25歳の男づくり」の総仕上げに入ります。

 クラブ加入率は、中1はほぼ100%。高校でも80%の生徒が加入していて、活発に活動しているとのこと。ただし、勉強と両立するため、特に中学では活動日数を制限しています。体育祭や文化祭などの行事では、高2が中心となって大いに盛り上げます。

 以上の説明の後に上映されたDVDには生徒の声なども収録されていました。また、校内見学で見られた元気な生徒たちの姿からも、「25歳の男づくり」をめざす充実した学校生活の様子が伝わってきました。


緑豊かなキャンパス。グラウンドやテニスコート、体育館などスポーツ施設も充実しています
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