受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

京華中学校 ●7月2日(火)

学習へのモチベーションを高め、進路選択の多様性に応えるコース制プログラムを導入

京華中学校は、創立116年の歴史ある男子校です。これまで、社会に有用な優れた人材を育成するという「英才教育」を建学の精神に掲げ、各界に才能あふれる人材を輩出してきました。さらに近年では、「面倒見が良い学校」「入学時の学力に比べて、大学進学実績が高い」との評価も高く、注目を集めている学校の一つです。

あいさつに立った校長の塩谷耕先生は、「海外留学をする学生の8~9割が女子という話も聞きますが、男子が自信をなくしている傾向は否めません。こうした時代だからこそ、男子校の存在価値は大きいのです。失敗を恐れることなく、伸び伸びと過ごせる雰囲気のなかで、男子に適した教育を展開し、グローバル社会でリーダーとして活躍できる人材の育成に努めています」と話します。そして、「ふだんどおりの生徒たちの姿をご覧ください」という塩谷先生のことばを受けて、参加者は校内見学へ。生徒たちが授業に真剣に取り組んでいる様子も見ることができました。

会場に戻った後、教頭の浅野正樹先生が、具体的な教育内容について紹介しました。同校では、学習に対するモチベーションを高め、生徒の多様な進路希望に対応するため、2012年度から新たなコース制を導入。難関国公立大・難関私立大をめざす「中学特別選抜クラス」と「高校S特進クラス」を同時に新設し、中学は「特別選抜」「中高一貫」の2コースに、高校は「S特進」「特進」「進学」の3コースになりました。「中学では、コースによって学習の『深度』を変えていて、中2・3の進級時にコースを変更できるのが特徴です。このコース制によって、一人ひとりの学習状況に応じた指導を行うことができます」とのこと。

ほかにも、朝読書・朝学習、家庭学習をシステム化するための通信添削、東大生による学習サポーター制度、ティーチングサポート(OBによる学習会)、放課後キャッチアップ講座など、さまざまな取り組みを行いながら、学力の向上を図っています。浅野先生は、「きめ細かい学習指導、親身な生活指導、生徒の自立を促すよう、常に考え・よく話し合う指導をモットーに、6年間で確かな学力と豊かな人間性を育てています。着実に進学実績を伸ばしていますが、新しいコース制を導入した教育プログラムの下、今後どのような結果が出るのか楽しみです」と結びました。説明会終了後には、塩谷先生、浅野先生を囲んでの懇談会や質疑応答も行われ、学習指導や部活動についての質問が寄せられました。


創立時から受け継がれてきた「ネバーダイ(けっしてあきらめない)精神」の下、生徒たちは積極的に行事や部活動に参加しています
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