受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

栄光学園中 ●6月4日(火)

教育目標の下、みずから考え、発信できる人間を育てる

 栄光学園中学・高等学校は、カトリック教会の男子修道会・イエズス会を設立母体に、1947年に創立されました。約11万平方メートルもの広々とした校地には各種スポーツ施設がそろい、この恵まれた教育環境も魅力の一つです。

 教務部長の望月伸一郎先生は、「訪れた他校の先生に本校の第一印象を聞くと、『生徒さんがよく遊びますね』とおっしゃいます。昼休みには里山を探検したり、グラウンドで遊んだりと、教室からみんないなくなります」と、豊かな自然に親しみながら伸び伸びと学園生活を送る生徒の様子を紹介しました。

 また、2017年をめどに新校舎の建設を予定していますが、「1学年の生徒数180名という現在の体制を変えるつもりはありません。生徒一人ひとりをきめ細かく指導するという本校の教育を行うには、この規模がちょうど良いのです」と話しました。

 同校の掲げる教育目標は、イエズス会の教育理念であり、世界各地の兄弟校と共通の「Men for others」です。「直訳すれば、自分の力を他人のために使える『他者のための人間』を育てること。最も大事なのは自分からやるという姿勢です。別のことばで言えば、みずから考え、発信できる人間になることです」と望月先生。そのために、同校では自学自習の精神を重んじており、授業でも生徒が進んで勉強したくなるような工夫を施しています。中1・2では、勉強を好きになり、ものを知ろうとすること、そしてわかったときのおもしろさを実感することを重視。生徒と教師、生徒同士の双方向型の授業が多く、中1の終わりに実施される学校生活についてのアンケートでも、楽しかったことの1位は「授業」、2位は「昼休み」が不動で、3位は「部活動」という結果に。ふだんの授業の様子を撮影したDVDも上映され、フィールドワークやディスカッションを通して、生徒たちがみずから学ぶ力を身につけていく様子がうかがえました。

 さらに、フィリピンの学校との短期交換留学などの国際交流や、少人数制で行われる「高1ゼミ」など、独自のプログラムで生徒の興味・関心を喚起し、お互いに刺激し合いながら学んでいきます。

教科の具体的な取り組みを数学と英語の先生が説明

 続いて、数学科の井本陽久先生、英語科の大西猛先生が登壇。井本先生によると、数学の授業では、問題の解答を教師が与えるのではなく、グループで採点し、自分たちで判断していくという方法を取り入れているとのこと。「"前のめりの学びの姿勢"が大切。この姿勢で授業に没頭し、楽しみながら試行錯誤することで学力が伸びていきます。その環境を整えるための工夫を教員同士が競い合っています」と話します。

 一方、英語科の大西先生は、「コミュニケーションとしての英語を重視しています。中3では英語でディベートができるようになり、生徒たちは自分の意見を発信する喜びを感じています」と言います。さらに「生徒と教師との距離が近く、アットホームな雰囲気の学校です。6年間を一緒に過ごし、常に見守っています」と結びました。

 先生の話の後には質疑応答の時間も設けられ、保護者の方からは、算数の家庭での学習サポートについての質問も。これに対して井本先生は、「ふだん教えるときに意識しているのは、邪魔をせずに気持ち良く勉強させること、やり方を押しつけないこと、間違っても怒らないこと。遠くから見守る姿勢が大切です」と、アドバイスしてくれました。


広い校地には、グラウンド、野球場、サッカー場、テニスコートなどのスポーツ施設が充実しています
http://ekh.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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