受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

横浜雙葉中 ●6月14日(金)

キリスト教の教えのなかで生徒のありのままの個性を尊重

 神奈川県の"女子御三家"の一角としても知られる横浜雙葉中学校の起源は、1872年にマザー・マチルドをはじめ4人のシスターが横浜で始めた教育慈善活動です。校訓の「徳においては純真に、義務においては堅実に」は、世界中にある姉妹校共通の一句。説明会の初めに上映された学校紹介DVDでも、こうした同校の沿革や授業の様子などを、高2生のナレーションでわかりやすくまとめていました。

 DVD上映後、校長の千葉拓司先生が笑顔で登壇し、「子どもは存在しているだけですばらしい。そして神から固有の能力を与えられている。さらにそれは全員違っていてかけがえがないものです。本校ではこうした親心にも似たキリスト教の精神を基盤に、生徒の幸せを考える教育を行っています」と語りました。

 多感な中高の6年間は、いわば第2の誕生の時。この時期に人生観や価値観なども固まってくるので、その子に本当に合った学校選びをしてほしいというのが同校の願いであり、近年は学校のカラーの説明にも熱心です。

 そのカラーですが、同校は生徒の能力を徹底的に引き出すため、勉強にはしっかり取り組ませる方針。大学に進んでからも自分の能力に磨きをかけ、広く社会に貢献するよう伝えています。また、中学入試において筆記試験前の1月に面接を行っているのは、受験生をデータだけで判断したくないという思いから。千葉先生は実際の面接での父娘の心温まるエピソードにも触れ、「受験生と保護者の熱が、教員の6年間の教育力の源にもなっています。面接を良い出会いの場にしてください」と締めくくりました。

英語企画や体験授業など、新たな試みを次々と導入

 続いて登場したのは、在校生(中3)の保護者の方です。上のお嬢さんも同校の卒業生とのことで、都内在住ながら志望校選択の範囲を広げて同校に出会ったこと、生徒は中学受験組も併設小出身者もすぐに打ち解けることなど、母親の目線で学校の情報を伝えました。受験期には「苦手は伸び代」と、ポジティブなことばでお嬢さんを鼓舞したそうで、こうしたフォローの姿勢はすぐにでもまねできそうです。

 さて、ここからは学習内容についての説明です。同校はグローバル教育にも力を入れており、この3月には有志による英語企画「イングリッシュシャワー」を初めて開催しました。国際理解を深めるために、中国・韓国・シンガポールの学校とも交流しています。授業は主要教科に重点を置きつつ、バランスにも配慮するスタイルで、高2からは文系・理系・芸術系に分かれ、進路に沿った時間割を自分でつくります。進路指導では中3で職業ガイダンスを実施し、高校での進路選択の助けとなるようOG講演も行っています。

 最後に校内見学を行って、盛りだくさんのプログラムは終了。その後の個別質問コーナーにも多くの参加者が列を成し、同校への関心の高さがうかがえました。


国内にある姉妹校のなかで、最も長い歴史を誇っています
http://www.yokohamafutaba.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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