受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

早稲田中学校 ●6月12日(水)

進学校の側面も併せ持つ、由緒正しい早稲田大学の系属校

 1895年創立の早稲田中学校は、数ある早稲田大学の付属・系属校のなかでも、最古の歴史を誇る男子校です。早稲田大学(当時の東京専門学校)が「学問の独立」をうたって開校したのに対し、同校は「人格の独立」を提唱。一貫して生徒の自立心や個性を伸ばす教育を続けており、系属校でありながら進学校としての色合いが強いのが特徴です。

 この日、説明を担当したのは、副校長の菱山康雄先生です。「卒業生の約半数が他大学に進学しますし、本校は早大の付属・系属校のなかでも特に変わっている学校かもしれません」と校風を紹介しました。

 まず授業の内容は、進度も深度も相当のレベルで、遅れた生徒には強制補習を行いますが、効率重視の習熟度別クラスなどは設けていません。文系と理系の分け方も緩やかで、高3までは数学も古文もきちんと学習するスタイルを取っています。これは長い人生には幅広い教養や経験が必要だという考えからです。

 同様に5教科以外の学習にも熱心に取り組み、家庭科の調理実習も本格的です。音楽教室には1人1台の鍵盤楽器がそろい、生徒は自分のセンスで編曲にも挑戦します。「理科実験では早大の研究室の協力も得られますし、生徒には本物を体感してもらいたいのです」と菱山先生。ほかにも、林間学校から芸術鑑賞会まで、多彩な体験学習を用意しています。教員は事前準備の指導に重点を置き、特に危険がなければ生徒を見守る姿勢を貫いています。生徒たちは、キャンプでの飯ごう炊さんなどに苦戦しながら、"創意工夫"を肌で学んでいきます。

 また、クラブ活動もバラエティー豊かで、男子校には珍しい折紙同好会などは、たびたびテレビにも出演。都心にあるため校庭が狭いのですが、運動部は外部施設を上手に利用しています。こうして充実した6年間を過ごしながら主体性を身につけていきます。

 このような力は、進路を選択するうえでの助けにもなります。早大への推薦枠は約170人分ありますが、生徒たちは将来の職業などのことも含めて志望大学や学部を突き詰めて考えるため、余る場合がほとんど。医師をめざす者をはじめ、約半数の生徒が外部の大学に巣立って行きます。

 最後に菱山先生は「私学にはそれぞれ個性があります。入学後のミスマッチは不幸のもとですので、よく検討してから志望校を選んでください」とアドバイス。参加者から大きな拍手がありました。


充実した教科教育に加え、行事や校外学習、国際交流などさまざまな体験の場が用意されています
http://www.waseda-h.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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