受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

鎌倉女学院中学校 ●7月2日(火)

古都・鎌倉という立地を生かした教育で、地元から広く世界へと目を向ける

 鎌倉女学院は、鶴岡八幡宮の一の鳥居のすぐ近くにあります。この風雅な地に1世紀以上もたたずむ同校は、「真摯沈着」「尚絅」を校訓に掲げる湘南地区最古の女子校です。ミッションスクールが多い神奈川県にあり、1904年の創立以来、ニュートラルな立場で「日進の新知識」を生徒に授け、知的で洗練された女性エリートを育てています。

 同校は古都・鎌倉という立地を生かしたプログラムを導入しています。総合学習の「鎌倉学」(中学)と「国際・環境学」(高校)はその代表格。前者は地元・鎌倉の自然・地理・産業を知るところから始め、地域の歴史と文化を学びながら、鎌倉文化のルーツである奈良・京都を訪ねて、その成果をレポートにまとめます。

 後者は人類全体の課題である地球環境問題をテーマに据え、異文化を理解しながらグローバルな視点を養うことを目的としています。校長の錦昭江先生は、「情報収集から意見交換、レポート作成、プレゼンテーションまで行い、鎌倉から世界に向けて発信しています」と説明しました。そのほか、教養を深める趣味的な土曜講座や、校内で茶道などの習い事ができる特修科なども用意。創立100周年を機に新築された校舎は、耐震性の高さはもちろん、美術館のようなデザインで、情操教育の面でも役立っています。そうした環境の下、生徒は自分の将来と向き合い、高2で文系・理系(2.5対1.5程度)を選択。錦先生は、「5年前の卒業生に行ったアンケートの結果を見ると、これからの社会人は30歳前後で自分の道を確立し、70歳くらいまで働くのではないかと考えられます。それに備えられるよう、生徒を支援していきます」と結びました。

 また、同校では英語教育において、特にコミュニケーション能力の養成に力を注いでおり、ここでも鎌倉の街をフル活用しています。外国人観光客にインタビューしたり、街の案内役を買って出たりして、日ごろから地球市民としての意識を高めています。スピーチコンテストなどにも積極的に挑戦し、アウトプットの経験を積むことで、大学入試の結果も上昇させています。このほか、中1の学校生活では、友人をつくることを最優先しているとのこと。だいたい20日ごとに席替えをして自己紹介カードを交換するなど、良好な人間関係を築いたうえで、自己肯定感や他者を尊重する心を育てています。

 2014年度入試については、「算数の難易度を下げる予定」とのこと。4科すべて基礎力を見る問題構成となっているので、全分野をまんべんなく勉強する必要があるといえます。

 その後、参加者は“ミュージアムスクール”を標榜する校内を見学。最後に設けられた懇親会まで参加した方も多く、先生方や他の保護者との交流を楽しんでいました。


英国の学校をイメージした校舎。全体が明るくゆったりとした造りで、施設・設備が整っています
http://www.kamajo.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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