受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

武蔵中学校 ●8月9日(金)

旧制高校時代の伝統を継承し、充実の環境で学ぶ喜びを伝える

 武蔵高等学校中学校は、日本で最初の七年制私立高校として1922年に創立されました。1948年に新制武蔵高等学校となり、その翌年に中学校と大学が開校。「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を「武蔵の三理想」に掲げ、教育の柱として受け継がれています。

 広大なキャンパスの中央には小川(濯川)が流れ、その北側には大学があり、高校・中学は南側に位置しています。緑豊かな環境に充実した施設を備え、大学進学だけにとらわれない「学問の奥深さを生涯にわたって愉しめる教育」を展開しているのが同校の魅力です。

 今回が初開催となったサピックス主催の学校説明会は、サピックス教育情報センター部長の広野雅明先生による入試問題解説から始まりました。「4教科とも思考力や記述力が問われ、長文を正確に分析できる力が得点の鍵になります」とのことで、合格者と不合格者の点差が大きい算数については、「粘り強く考え、答えを導くまでの途中経過をていねいに書く練習をしましょう」といったアドバイスもありました。

感性を磨き、視野を広げる本物体験と自調自考を重視

 続いて、校長の梶取弘昌先生が登壇し、同校の教育について説明しました。同校では、1学年約170名の少人数制の下、さまざまな分野で「本物に触れる教育」に力を注いでいます。毎年11月に1泊2日で行われる中3の天文実習では、みずから観測計画を立て、実際に天体望遠鏡を操作して観測を行います。梶取先生は「11月とはいえ、深夜は氷点下にもなります。天候によっては明け方にやっと星が見られるという年もありますが、そのときの感動はことばで言い表せません。生徒たちは、学校生活を通じてこのような"本物体験"をたくさん積み、感性を磨くと同時に視野を広げます。さらに回り道をしながら"自調自考"を重ねる過程で学問の喜びを味わい、結果として学習に対する姿勢を養い、人生設計へと向かっていきます」と話しました。

 続いて教頭の岸田生馬先生が、第二外国語教育について説明しました。同校では中学の必修科目として、ドイツ語・フランス語・中国語・韓国朝鮮語のなかから希望する言語を3年間学んだ後、高校でそれぞれの外国語の中級・上級コースを選択することができます。上級選択者に対しては国外研修制度を用意しており、学内選抜を経て毎年十数名が海外に派遣されるとのこと。岸田先生は「高2の終わりから高3になる春までの約2か月間、現地の学校の生徒と一緒に授業を受け、生活をします。海外文化を現実に受け止めることが、将来への新しい動機を与えます」と話します。

 最後に、進学状況についての説明がありました。「研究活動を続けたい」という生徒が多いことから、文系・理系とも進学する学部は幅広く、約6割が国公立大に進学しています。岸田先生は「6年間の学びのなかで、自分の好きなことを見つけてほしい。そしてわたしたち教員は日々の研鑽の成果を生かして、海外大学への進学を含め、一人ひとりの夢を全力で後押ししたいと考えています」と結びました。


人工芝のグラウンドや室内プール、テニスコートなど運動施設も充実。図書館棟には「生徒集会所」と呼ばれる食堂があり、中学生も利用できます
http://www.musashi.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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