受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

成城中学校 ●9月7日(土)

リーダー教育の伝統を守りながら、さらなる発展へ向けて学校改革を推進

 2015年に創立130周年を迎えるに当たり、新校舎の建設が進められている成城中学校。都立小石川中等教育学校の校長を定年退職した栗原卯田子先生が、今年度より新校長に着任し、伝統ある成城のリーダー教育をさらに発展させるべく学校改革に乗り出しました。

 栗原先生は「これまでの経験を生かして新しい学びを創造しながら、教育の質を高めていきたい」とあいさつし、今年の夏季休暇中に試行した「エンパワーメント・プログラム」について紹介しました。このプログラムは、中3から高2までの参加生徒60名に対して、カリフォルニア大学の学生1名と生徒5~6名がグループを作って、英語による議論・企画・発表を通じてコミュニケ―ション能力を高めると同時に、自己理解や異文化理解を促すことを目的としています。参加した生徒の満足度も高く、世界トップクラスの大学生から生き方を学び取り、「グローバル時代に何が必要か」をとことん考えるきっかけにもなったそうです。栗原先生は「『成城に入学したら何をしようかな?』と、自分の生き方について前向きに考える生徒を多く迎え入れ、伸ばしていきたい」と話し、2014年度入試より2月5日に第3回入試(募集人員30名)を新設することを伝えました。

 次に教頭の小山治郎先生が登壇し、話題は学校生活へ。「本校は文武講習館として軍人志望の少年を養成してきた歴史があり、創立以来"文武両道"を貫いている学校ですが、実際はのんびりした性格の生徒が多く、とても和やかな雰囲気です」と説明しました。

 スポーツ推薦入試は一切行っていませんが、相撲部や自転車競技部など全国大会に出場するクラブもあり、勉強でも部活動でも「妥協せず、最後まで粘り強くやりぬく力」を育んでいます。一方、教科教育では「単元別先取り授業」を行い、中1から生徒の理解力に応じて、高校の学習内容を単元ごとに取り込んでいます。また、計算練習に特化した「数学3」の授業を中1で実施し、理数系科目での学習意欲を向上させています。このようにして中学で基礎力を養い、高2からは文系・理系のコースを選択。高3ではさらに進路別の4コースに分かれ、大学受験に直結した進学講習を無償で行うなど、希望進路の実現に向けたサポート体制を整えています。

 全体の説明が終わった後、参加者は校内見学へ。この日の説明会は土曜日に開催されたこともあって受験生本人も多く、真剣な表情で施設・設備を確認していました。


図書館もリニューアルされ、自習スペースが充実。来年度の新入生は2学期から新校舎で授業を受けられます
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