受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

巣鴨中学校 ●9月6日(金)

新たな100年に向かって、校舎を大改修

 巣鴨中学校は、日本の社会学の祖と仰がれた哲学者・遠藤隆吉博士によって1910年に創立された私塾「巣園学舎」を前身としています。「質実剛健」「文武両道」を重んじる伝統的教育で、学界や実業界、政界などに数多くの人材を輩出しています。

 2010年には創立100周年を迎え、"巣鴨第二世紀"が開幕。2016年の完成をめざして、東校舎を除く全施設の改修工事を進めており、現在、中学生はJR埼京線・浮間舟渡駅前に立地する仮校舎「浮間校舎」で学んでいます。

 その浮間校舎の講堂で開催された説明会の冒頭、校長の堀内不二夫先生は、「中学の新校舎は来年の夏に完成予定で、それ以降は全生徒が新校舎に移ります。本日は設備面を見ることはできませんが、わたしたちが見ていただきたいのは"生徒"です。お子さんが通うに値する学校かどうか判断するには、まずその学校の生徒をよく見ること。そのうえで『ここなら大丈夫』と思えたなら、お子さんの6年間は約束されたものとなることでしょう」と話しました。

「英才早教育」で学力を強化。心身の鍛錬につながる伝統行事

 繰り返し基本に戻りながら学ぶ「螺旋状階段方式」のカリキュラムを採用し、文系・理系の区別なく全科目を必修とするなど、6か年一貫の英才早教育を実践する同校。一方で、「大菩薩峠越え強歩大会」「巣園流水泳学校」「寒稽古」といった心身の鍛練につながる伝統行事が多いことも特色です。「創立以来、創立者が提唱した『硬教育』を実践しています。硬イコール硬派、すなわち『厳しい』と誤解を招くことも多いようですが、これは間違いです」と堀内先生は説明します。

 「硬教育」とは、当時アメリカから導入された「軟教育」(何事も易しくかみ砕いて理解させようとする教育)に対して名づけられたもの。「中等教育では、教えられたことを理解するだけでなく、自分で考え、努力してつかんでいく姿勢が必要です。常に高い目標をめざす『努力主義の教育』ともいえるでしょう。努力とは自分との競争であり、社会で活躍するための土台を中高6年間でしっかりと育てていきたいと思っています」と力強く説きます。

 その成果は、説明会資料として配布された、行事ごとの作文集を読めばはっきりわかります。「初めて達成感を味わった」「来年はもっと良い成績を収めたい」というコメントから、生徒たちが成長していく姿をうかがうことができました。

 続いて、3時限目の授業中の校舎を自由に見学できる「授業参観」へ。先生の話を真剣に聞く授業の様子と、一転して、友だち同士と楽しそうに過ごす休憩時間の様子とを知ることができる貴重な時間となりました。

 会場に戻った後は、2014年度入試についての説明がありました。「漢字はとめ・はね・はらいを正しく書き、記述対策として、ふだんから主語・述語を意識した会話を心がけること」(国語)、「考え方・解き方を書き込む欄があり、加点対象になる」(算数)、「生物・地学分野では生活に関連づけた問題を出題する」(理科)、「時事問題を出題するので、新聞を読む習慣をつけること」(社会)など、各教科の担当者から出題傾向とアドバイスが伝えられ、「あと4か月、最後まであきらめずに勉強を続けてください」との堀内校長のことばで閉会となりました。


4棟の新校舎のほか、ギムナシオン(体育館)、グラウンド、テニスコートなど、学問・芸術・体育にかかわる理想的な教育空間が2016年に完成します
http://www.sugamo.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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