受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

麗澤中学校 ●9月25日(水)

独自の言語技術教育と英語教育で、「国際的日本人」の育成をめざす

 麗澤中学校の基本理念は、創立者・廣池千九郎(法学博士)氏が提唱したモラロジー(道徳科学)に基づく「知徳一体」の教育です。この理念に基づき、「心の力」を鍛えることを何よりも大切にしています。その一方、国際感覚・語学力を伸ばす教育にも定評があり、特に言語技術教育をいち早く取り入れたことで注目を集めています。

 この日の説明会は、中3生による生徒発表から始まりました。生徒の視点から、言語技術や英語の授業、学校行事、部活動について紹介。なかでも「良い環境、良い友人、良い先生に恵まれた学校です」ということばが印象的でした。保護者を前にして臆することなく話す姿は頼もしく、会場から大きな拍手が送られました。

 続いて、校長の竹政幸雄先生が登壇。「モラロジーとは、人間がより良く生きるための指針を探求・提示することを目的とした総合人間学であり、その基本となるのは"心遣い"です」と話しました。また、「グローバル化した社会で活躍するには、コミュニケーション能力、異文化理解、普遍的な価値観が必要」と述べ、言語技術教育によって、相手の考えを理解する力と自分の考えを伝える力を養っていること、中3でのイギリス研修をはじめとする多彩な語学研修を通じて、日本人としてのアイデンティティーを確立すると同時に、異文化への理解を深めていることを紹介しました。

 竹政先生の話を受け、教頭の森川嘉之先生が同校の教育についてさらに詳しく説明します。言語技術の授業は、「テーマの提出→議論・発表→まとめ→文章化→添削→フィードバック」という流れで行われます。このプロセスを学年に応じてレベルを上げながら繰り返すことで、思考力や表現力を高めているそうです。

 英語教育にも言語技術が応用されています。まず中1では、ネイティブスピーカーと日本人教師による音声中心の授業を展開し、スキット(寸劇)なども取り入れて、聞く力と話す力を鍛えます。中2からは、文法項目の整理と読解力を強化するとともに、言語技術のスキルを用いた「パラグラフ・ライティング の指導を開始し、これが中3での「エッセイ・ライティング」につながっていきます。そして中3の3月には、全員が11泊12日のイギリス研修へ。現地校を訪れ、生徒たちの前で日本文化についてのプレゼンテーションも行います。このように実践的な言語活動を通じて「聞く・話す・読む・書く」の4技能を伸ばし、「国際的日本人」を育成しています。

 最後に、入試広報部副部長の窪田浩実先生から入試に関する説明がありました。「1月22日の第1回、1月25日の第2回、2月3日午後の第3回とも、成績上位の合格者から特別奨学生を出すこと」「第1回の試験会場は、本校と船橋(グランドホテル)の2か所を用意していること」「第3回の午後入試は当日の正午まで出願可能で、第1回、第2回の入学手続きは2月3日まで延ばせることなどが伝えられました。


自然に恵まれた環境を生かして、中学3年間で80回以上の理科実験を実施。中1では、身近な植物を観察するなどして、自然に対する興味・関心を引き出しています
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