受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

かえつ有明中学校 ●10月8日(火)

性差を考慮した指導体制の下、国際教養を重視した多彩な教育を展開

 かえつ有明中・高等学校の前身は、1903年に嘉悦孝によって設立された私立の女子商業学校です。2006年には男女共学化するとともに、市ヶ谷から有明キャンパスに校舎を移転。それに伴う校名変更、法政大学との特別提携のスタートなど、大胆な学校改革を推進してきました。今年3月に卒業した共学化第2期生も、第1期生に続いて中学入学時の進学目標を達成し、多くが国公立大・早慶上理をはじめとする難関大学に合格しました。

 校長の嘉悦克先生は、学校の沿革を詳しく説明した後、「創立110周年を迎えた今年度から、『共学だけど、授業は別学』という体制に学習環境を再形成しました。これからも建学の精神を継承し、時代に合った教育で社会に貢献する人材を育成していきたいと思います」と力強く語りました。

 次に副校長の石川一郎先生が登壇し、話題は具体的な教育内容に移りました。同校では共学化以降、「挑戦する意欲が旺盛な男子」と「できることを積み上げる慎重な女子」という性差を考慮し、それぞれの成長度合いに合わせて、習熟度別授業を取り入れながら授業を行ったところ、高い効果が得られたそうです。そこで、今年度入学の第8期生から、中1~高1における男女別学教育を本格的に導入しました。別学とはいえ、男子と女子のクラスは隣り合わせに配置されており、クラブや委員会活動、学校行事では男女が協力しながら活動するので、交流の幅を広げることも可能です。進路別クラス編成となる高2・3では男女混合クラスになり、「一気に追い上げる男子と、堅実な女子」(石川先生)が互いに切瑳琢磨しながら、それぞれの目標に向かっていきます。

 カリキュラムの大きな特徴は、国際教養を身につけたグローバル人材の育成をめざし、「クリティカル・シンキング」を柱とした多角的な学びを展開している点です。中学では、教科の枠を超えて欧米型の論理的思考力を鍛えるオリジナルの教科「サイエンス科」を週2時間設定。英語の4技能をバランス良く高めると同時に、思考力・表現力・発想力を伸ばし、国際人としての視野を養います。

 また、この日の説明会では、サピックスに通っていた中1生の男女が休み時間に駆けつけてくれました。「明るい雰囲気で毎日が楽しい」「別学校と共学校の両方の魅力が味わえる」など、充実した学校生活の様子が伝えられた後、参加者は校内見学へ向かいました。


環境に配慮した教育空間には、情報センター「ドルフィン」をはじめ次世代型の学びを深化できる設備が充実
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