受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

ラ・サール中学校 ●10月12日(土)

学校行事や寮生活を通じて、他者と共生することを学ぶ

 全国屈指の名門進学校として知られる鹿児島のラ・サール高等学校・中学校には、日本各地から優秀な生徒が集まります。サピックスホールで開催された説明会にも、多くの保護者が参加しました。初めに、学校生活を紹介するDVDが上映され、歴史上の偉人を何人も輩出してきた薩摩の地で、青春時代を謳歌する生徒たちの様子が、1年を通じて映し出されました。

 同校の教育方針は、「キリスト教の広く豊かな隣人愛の精神を養う」「新時代の人間として世界への広く正しい認識を培う」「心と体と頭の調和の取れた、社会に役立つ人間を育てる」「一人ひとりの能力を最大限に伸ばす」の四つ。副校長の谷口哲生先生は、「これらのことを学校生活や寮生活を通じて、6年間かけて身につけていきます」と話します。

 学習面については、中学・高校課程を効率良く組み込んだ学習カリキュラムを紹介しながら、「授業の効果を上げるために、中1から予習・復習を徹底するよう指導しています。寮での学習時間を目安に、1日の自宅学習の基準を中学では3時間、高校では4時間に設定。定期考査以外にも小まめにテストを行い、既習事項を確認させる機会を多く設けています」と説明。高2からは志望別の文系・理系クラスに分かれるため、「進路については高1で考えさせます。かつては、学年の半数が東大を受験していましたが、最近は4分の1程度に減少し、代わって国公立大の医学部志望者が半数以上に増えました」とのことです。

 生徒・教師・保護者・卒業生のすべてが家族のような強い絆で結ばれる「ファミリー・スピリット(家族的精神)」が養われる背景には、充実した学校行事や部活動があります。「いろいろなことを仲間と共に体験する時間を多く与えたい」と話す谷口先生が、最も盛り上がる行事として挙げたのは、毎年9月に行われる体育祭です。「紅組(南九州出身者)と白組(他エリア出身者)に分かれて競うのが恒例で、実行委員会が中心となって、約1年かけて企画・準備を行います。投票で決まった応援団長を中心にした各組200人ほどの応援団合戦も見ものです。この日ばかりは金髪も可ですが、痕跡を残さないのが規則なので、翌日にはたくさんの坊主頭が出現します」と笑顔で話します。このほか、霧島登山などを経験する春秋の遠足や、桜島一周遠行といった「歩いて鍛える」行事が多いのも特徴とのことでした。

 学校内にある寮は、中学生は6~8人の共同部屋で、高1・2は個室となります。「上級生が下級生の面倒を見る『薩摩の郷中教育の精神』の下、共同部屋では異なる学年を相部屋にしています。高3生は受験勉強に専念するため、寮を出て下宿に移りますが、「よりアットホームな雰囲気で暮らした仲間とは、卒業後も強い絆で結ばれます」と話す谷口先生は、ご自身もラ・サール出身とのことです。今秋には、鉄筋コンクリート4階建て、中高棟一体型の新寮も完成予定で、食堂や風呂なども最新設備が整い、快適な生活を送れるようになります。

 2014年度の入試は1月25日に実施。「本校に入りたいという方に受けていただきたいという思いから、例年、入試は本校での1回のみです。環境、校風、地元からの距離感などを肌で感じて、受けていただければと思います」と締めくくりました。


入学者の6割以上が県外からで、寮生活をしている生徒や下宿をしている生徒も大勢います
http://www.lasalle.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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