受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

洗足学園中学校 ●10月31日(木)

各学年での多彩な取り組みや自治活動を通して「人を創る」

 2014年に学園創立90周年を迎える洗足学園は、幼稚園から音楽大学、大学院までを擁する総合学園です。恵まれた環境や施設を生かし、音楽を取り入れた情操教育に力を入れていることでも知られており、中学ではバイオリンやフルートをはじめとした楽器を一つ選んで学ぶ「楽器習得プロジェクト」を行っています。この日の説明会も、卒業生による弦楽四重奏の演奏から始まり、会場は大きな拍手に包まれました。

 続いて登壇した校長の前田隆芳先生は、「謙虚にして慈愛に満ちた心を持つ人材を育てるという『謙愛』を建学の精神に掲げ、社会に有為な女性の育成をめざしています」と教育目標を紹介。そうした伝統を受け継ぎながらも、女性の生き方の多様化やグローバル化という時代の変化のなかで、社会で求められる資質も変わってきていることを述べます。前田先生は、「これから求められる資質は、課題解決能力、コミュニケーション能力、チームワーク力の三つ。そこには自主性、自律性、柔軟性、協調性といった要素も含まれ、そうした資質を中高6年間の『人間形成』と『学力形成』で育んでいきます」と話しました。

 まず、「人間形成」については、各学年で目的を持った宿泊行事を行っているほか、中1ではルールやマナー、モラルを守り、学校生活を楽しく過ごすことを重視。自我が目覚め、成長していく中2では、教員との距離感に配慮しながら、生徒がみずから行動するように見守り、中3では生徒全員が校長先生と面談する機会を設けています。高2では学校行事やクラブ活動でリーダーシップを発揮し、模擬国連といった学外シンポジウムにも参加。それらを後輩たちに伝えていくのも大きな役割です。

 「各学年での取り組みや、自治活動、学外シンポジウムへの参加を柱に"人を創る"教育を実践しています。良い出会いの場を提供し、刺激を受けさせていくことが重要であり、さらにグローバルスタンダードをめざした学習・教育を進め、"良い子ども"ではなく、"良い大人"を育てていきます」と結びました。

主体的な学習者を育成する学力形成のためのプログラム

 一方の「学力形成」については、校務主任の田中友樹先生が詳しく説明しました。「カリキュラムは、大学入学後の学際的な研究に向け、主体的な学習者を育成するプログラムを編成しています」とのことで、今日の大学受験制度を踏まえ、高2で文系・理系クラスに分かれるものの、高2・3でも5教科必修体制を取り、大学卒業後を見据えた学習指導を行っています。さらに、習熟度別授業やコース制の縮小、OG補習の導入などで、生徒全体の学力レベルを高めているとのことでした。

 進学指導では、「受験は自己の成長とチャレンジ精神を育成する機会」ととらえ、第一志望を最後まで貫かせる指導を行っています。進学先としては、国公立大が増加しているほか、海外大学を希望する生徒も出てきているそうです。

 最後に、入試広報委員長の玉木大輔先生から入試に関する説明がありました。「第1回、第2回入試を2科4科選択としているのは、多様な生徒に入学してほしいという理由からです。国語の記述問題、算数の途中式の記入欄がある問題は部分点を与える場合があるので、あきらめずに取り組んでください」とのアドバイスもありました。


豪華客船を思わせる楕円形の中高校舎。大小二つの講堂や体育館など、施設・設備が充実
http://www.senzoku-gakuen.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

◎学校関連リンク◎

  •  鷗友学園ブログ「鷗友徒然草」〜鷗友学園の日々をご紹介〜
  • 国公立・医学部への最短距離は? 栄東へ

◎人気コンテンツ◎

  • 2016 中学入試特集 *入試結果 *入試動向 *受験ドキュメント
  • 2016年度 SAPIX主催 学校説明会レポート《170校のレポートを公開中!》
  • 学校検索/2017スクールデータ公開中
  • 2016年度中学入試/サピックス小学部第27期生 受験体験記
  • 2016年度中学入試/サピックス小学部第27期生 親子で歩んだ 受験の軌跡
  • 「2017年度入試」出題のポイントと留意点
  • 手軽に作れてからだにやさしい/まんてん塾ごはん:今月のレシピ公開中!

ご注意

コンテンツへのリンクで  のアイコンは、PDFです。表示には Adobe Reader が必要となります。
Adobe Readerのダウンロードは、こちらからどうぞ。↓
Get Adobe Reader

ページトップ このページTopへ