受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

高輪中 ●10月31日(木)

本質を探究していく姿勢を大切にした教育を展開

 1885年に京都の西本願寺によって開校された「普通教校」を前身とする高輪学園は、後に仏教との関係を離れ、新時代にふさわしい人材の養成機関として学校改革を進めてきました。130年近くの歴史ある男子校ですが、一方で、一時中断していた中学募集を再開してから25年という新しい学校でもあります。学校生活の様子を紹介したDVDの上映後、校長の坂本正先生は、「教育の理念である『見えるものの奥にある見えないものを見つめよう』に基づき、本質を探究していく姿勢を大切にしています。自立した男子を育てるため、教職員一丸となって教育体制の充実に努めてきました」と力強く語りました。

 この理念の下、推し進めているのは、「大学に進学させるための指導」と「人を育てる指導」です。まず学習面では、中1・2を基礎学力徹底期と位置づけ、十分な基礎学力とともに、家庭学習の習慣をつけさせることを徹底しています。

 授業では、生徒に「どうしてなのか、なぜそうなのか」と考えさせることを大切にし、演習や実験、作文などを重視した学習を展開。「自分の将来を見据え、その実現に向けて実力をしっかりとつけさせるよう努めています。ただし、希望する大学に合格すればいいという考えではなく、大学で好きな学問を探究できるだけの基礎学力を養成して、送り出しています」と坂本先生は言います。

日々の体験を通して、豊かな人格を形成していく

 一方の「人を育てる指導」では、行事や部活動など、日々の学校生活を通じてさまざまなことを吸収し、「人としての核をつくり、豊かな人格を形成していきます」とのこと。また、男子校の良さとして、さまざまな経験のなかで得られる達成感をばねにして進んでいけるような、男子に適したプログラムを組めることと、素のままの自分でいることができることを挙げ、「そうした日常のなかで、何事にも一生懸命に取り組む生徒が増えており、その成果が大学進学実績にも表れています」と坂本先生は分析します。

 専任教員の占める割合が80%以上と高いのも同校の特色で、それだけ生徒と教員の接する時間が長く、かかわりも密接です。多様な価値観を持つ生徒と教員が向き合いながら日々の教育に当たっています。「校訓の『自主堅正』には、自分の意思で自分を戒め正すという意味があり、正しい判断力を持ち、責任ある行動のできる人間になってほしいという思いが込められています。これは、生徒だけでなく、教員にも、学校そのものにも当てはまることばです。2014年度入試から高校募集を停止しますが、さらに本校の中高一貫教育を充実させていきます」と結びました。

 続いて、教頭の政山恵三先生が、カリキュラム、学校生活などについて詳しく説明。同校では、中高6年間を基礎学力徹底期(中1・2)、進路決定・学力伸長発展期(中3・高1)、総仕上げ・進路達成期(高2・3)の3期に分けて、継続的な教育を実践しており、現役合格率80%以上という成果を上げています。

 「人を育てる指導」では、「直接体験」を重視。「自信をつけさせる指導を行いながら、人格形成を図っています」とのことです。最後に中学入試については、特に変更はないことが伝えられ、説明会は終了。参加者は校舎・授業見学へと向かいました。


由緒ある建物や名所が残る高輪に立地。その恵まれた環境のなかに充実した施設が整っています
http://www.takanawa.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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