受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

鎌倉学園中学校 ●9月25日(水)

勉強にも部活動にも全力投球。貴重な中高時代を輝くものに!

 鎌倉学園が掲げる校訓「礼義廉恥」には、人の世の道理をわきまえ、心清らかに悪を恥じ、不正な行いをしないという意味があります。「知・徳・体」のバランスを重視した教育を行っている同校の前身は、鎌倉五山の第一位である建長寺が設立した「宗学林」で、校舎も建長寺の境内に隣接していますが、現在では宗教色は強くありません。その学び舎で、生徒はかけがえのない中高6年間を輝かせるべく、勉強に部活動にと、伸び伸びと励んでいます。

 あいさつに立った校長の竹内博之先生は、「私学には個性があります。校風を確認したうえで学校をお選びください」と述べ、続けて同校の五つの特徴を紹介してくれました。

 一つ目は「仏教系の男子校」であることですが、宗教行事が行われるのは年に3~4回程度。道徳教育に禅の精神を取り入れた、ごく普通の進学校というのが実情です。

 二つ目は「真の文武両道をめざす」ということ。勉強のほかにクラブ活動でも委員会活動でも趣味でもよいので、打ち込める何かを持つよう生徒に働きかけています。

 三つ目は「鎌学セミナー」の存在です。これは土曜日に行われる国語・数学・英語の特別授業のことで、通常授業とは異なり、1回完結型の内容となっています。土曜日はクラブの公式戦が入ることも多いので、仮に前の回を欠席したとしても、授業についていけなくなることはありません。

 四つ目は「放課後が元気」であること。同校では「生きる力は課外活動で培われる」と考えています。先生方もクラブ活動の監督や補習、進路指導などに飛び回り、放課後も職員室にいないことが多いそうです。そして五つ目は「選抜クラスを設けない」こと。これは、勉強のできる一部の生徒を集中的に指導して進学実績を上げるよりも、全体の底上げを図り、他の生徒への思いやりや協調性を育てたいという意図からです。竹内先生は「学校は明るく楽しく過ごせる場であることが第一です」と締めくくりました。

 一方、教育内容については、小テストを行うことで学力の定着度を確かめつつ、積極的に先取り授業を実施。中学生にはノートの取り方から指導し、学習習慣の確立をめざしています。理科実験に力を入れるなど体験からの学びを大切にしているのも特徴で、建長寺の協力の下、坐禅や本格的なけんちん汁づくりなどにも挑戦します。

 クラブ活動の加入率は中1でほぼ100%。そのうち8割が運動部に所属し、高3の夏まで続ける生徒も少なくありません。それでも毎年、東大合格者を出すなど、その進学実績の高さから文武両道を実践していることが伺えます。この日は応援団、山岳部、剣道部がテレビ出演したときの映像も紹介されましたが、生徒の情熱が伝わってくるすがすがしい内容でした。


8年後に迎える創立100周年に向けて、校舎全体のリニューアル計画も進められています
http://www.kamagaku.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ