受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

女子聖学院中学校 ●10月7日(月)

一人ひとりに目を向けた指導と充実した学校生活から「みずみずしい知性」が育まれる

 女子聖学院は、1905年に米国プロテスタント教会の女性宣教師によって設立された女子教育の伝統校です。「神を仰ぎ 人に仕う」を建学の精神に掲げ、自己と他者を深く理解し、共に世界を創り出す女性の育成をめざしています。あいさつに立った校長の阿部洋治先生は、「本校に赴任して4年目、校長に就任して3年目を迎えますが、生徒からさまざまなことを学ばせてもらっています。最近では学力とは何か、学ぶ力を養う教育とは何かをあらためて考えさせられています。生徒の行動や発言から日々実感させられるのは、一人ひとりのなかに学ぶ力の最もベースとなる向上心が養われているということです」と話します。教員は時には厳しく戒めることがあっても、生徒たちに寄り添い、真剣に生徒の声に耳を傾け、信頼と期待を持って接しているそうです。「そうしたかかわりのなかで、生徒たちは勇気や自信をつけ、自分なりの興味・関心を持って学びを深め、それぞれの進路をめざしていきます。そんな本校の教育、学校生活を通して培われる、生徒たちのみずみずしい知性を誇りに思っています」と結びました。

 続いて、同校の特色の一つである「心を育てる英語教育」について、国際教育委員長の田部井道子先生が説明。通常の授業のほか、「レシテーションコンテスト」や「スピーチコンテスト」で自分の考えを表現する力を磨き、ネイティブ教員による2時間続きのオールイングリッシュの授業では、英語での小論文の書き方などを学びます。また、多様な留学制度や留学生の受け入れなど国際教育プログラムが充実しているのも特徴で、2013年度から海外大学進学指定校推薦入学制度も設けています。「思考力(コミュニケーション)、人を励まし温めることばの教育(国際交流)、論理を読み解く正確な視点(多様な世界観)から成る豊かな心を育てる英語・国際教育をさらに充実させていきます」と田部井先生。一方、進路指導部長の大塚明子先生からは、「一人ひとりが第一志望に進めるよう指導しています。文系では国際関係が多く、理系では医学部、薬学部、看護学部など医療系進学者の数が増えています」と進路状況についてお話がありました。学習支援としては、中学では発展的な内容を学ぶ特別講座や英語のスパイラル講座、英検講座、週2回の指名補習講座などがあり、高校では放課後の特別講座、自宅のパソコンで取り組むネット個別授業、ネット予備校などのシステムを充実させています。

 校則や罰則が少ないのに、礼儀正しく、明るく素直な生徒の雰囲気が維持されているのは、「自己肯定感を高める毎朝の礼拝、対話を通じて生徒を下から支えていくという教職員の生徒指導に対する基本姿勢があるからです」と、生徒指導部長の木村徹朗先生が説明しました。  2014年度入試については、2月1日の午後入試を継続し、算数については昨年と同様に取り組みやすい出題形式にするとのこと。変更点としては2日に午後入試を実施することと、1日午後の募集人員を30名から40名に、2日午後は30名とすることなどが報告されました。


イングリッシュラウンジでは、昼休みなどにネイティブの先生たちと交流を深めながら、生きた英語を学ぶこともできます
http://www.joshiseigakuin.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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