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学校説明会レポート

東京農業大学第一高等学校中等部 ●10月21日(月)

実践的な学びを重ねて、生涯使える真の実力を養成

 東京農業大学第一高等学校中等部が掲げる「知耕実学」には、みずからの知を実地で耕し、柔らかく深めていこうという意味があります。母体である東京農業大学の施設が利用できることもあり、日ごろから本格的な実験や観察、グループワークなどに取り組み、生きた知識とコミュニケーション能力を養っているのが特色です。

 この日の説明は入試広報部主任の川崎剛先生が担当。高校OBでもあるという川崎先生は、「本校では実物に触れる機会を多く設け、生徒に学びのおもしろさ、奥深さを伝える教育を続けています」と語りました。もちろん、机上の学習もきちんと行い、特に中1にはしっかりとした補習を実施。これは、同校の入試に算数・理科の2科入試があることにも関係しています。苦手科目を持つ生徒のためにも、早めのフォローを心掛けているのです。生徒は単元ごとの確認テストや定期試験計画ノートの活用で基礎力を積み上げ、高校では一貫生だけのクラスで学ぶことになります。選択授業は高2から導入していますが、基本のカリキュラムは5教科7科目型で、現在の高3の半数近くは国公立大学への進学を希望しています。

 また、総合学習を充実させていることも同校の魅力で、隣接する東京農業大学の協力を得て、農学に関わる貴重な体験学習を行っています。中1では大豆の栽培とお米の科学、中2では稲作、中3では味噌づくりに挑戦。さらに中3の修学旅行では、北海道のオホーツクキャンパスなどを訪ね、第一次産業や自然環境、地域交流についても学んでいます。とはいえ、生徒全員が農学系を希望するわけではなく、東京農業大学への進学者は学年の3割程度。川崎先生は「さまざまな経験を通して視野を広げ、自分の夢を見出してほしい」と結びました。

 2014年度入試については、募集要項の変更などはありません。同校では試験を通して基礎学力やみずから学ぼうとする姿勢、問題把握能力などを推し量っています。国語は漢字の読み書きを徹底し、文章の前後関係や登場人物の心情の理解に努めること、算数は計算ミスをなくし、図形の性質などの問題に留意すること、社会の語句や年号は地図とセットで覚え、新聞も日々チェックすること、理科は4分野まんべんなく学習し、問題文をよく読んで、出題者の意図をつかむことが肝心とのこと。

 こうした入試アドバイスを受けた参加者は、説明会の会場である大学の講堂から中高の校舎に移動。この日は定期試験の初日で、中学生はすでに下校していましたが、施設の様子などを確認することができました。


中学の部活動は週5日までですが、サッカー部が区大会で優勝するなど、勢いがあります
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