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学校説明会レポート

北鎌倉女子学園中学校 ●11月27日(水)

人間力と学力の向上を両輪に、高雅な品性と美しい心を身につけた女性を育成

 北鎌倉駅から徒歩7分の緑豊かな丘に建つ北鎌倉女子学園は、1940年の創立以来、「高雅な品性の涵養」を教育の目標に掲げています。あいさつに立った校長の又木正登先生は、「高雅な品性を養うために必要なのは、人間力と学力を向上させること。学力面では、雑誌の『学力伸長度ランキング』で取り上げられるなど評価を受けており、部活動や行事、日々の学校生活のなかで豊かな人間性も磨いています」と話します。

 また、みずから担当する中学の道徳の授業の様子を紹介。貧しい少女がマザー・テレサの施設でパンの支給を受け、それを病気の父にあげたいと言って、まったく手をつけなかったという逸話を取り上げ、「自分ならどうするか、あるいは自分の親ならどうするかということを考えさせ、答えを探らせる機会を与えています」と説明しました。そこでは、「両親が食べないのは自分が愛されているから」といった高校生の意見なども紹介し、このような大人の心を持つ先輩のことばが、後輩たちの心に響くそうです。又木先生は「他人の幸せを自分の幸せと感じることのできるような、美しい心を持ち、美しい生き方のできる女性を育んでいきます」と結びました。

 続いて、同校の卒業生でもある音楽科の小澤美和先生が人間力を向上させる取り組みについて説明しました。人間力を育むためには、「内面を豊かにする力」「礼儀の心を理解する力」「人間関係を築く力」「社会のなかで行動する力」「人生を切り拓く力」の五つの力が必要であり、朝読書や礼法の授業、全校討論会などを実施して、日常の学校生活のなかでこれらの力を育んでいるとのこと。「本校は心の教育を大切にしている学校です。人として考えたり、感じたりすることのできる人間力と学力が相まって、一人前の人間になります。その両方を並行して育んでいきます」と小澤先生は言います。

 一方、学力向上については、入試広報部長の広井修先生が説明しました。同校では、「一人ひとりに合った学習支援」「データに基づく学習指導」「本物に触れる学習体験」という方針に基づいて、シラバスに沿った指導を実施しています。教員は生徒の情報を共有しながら、きめ細かい学習・進路指導を行うよう徹底しています。授業では学び合いを重視しており、中学では同じ内容を少しずつレベルアップしながらスパイラル式に学びます。演習が多くなる高校では授業外の特別講座を充実させることで、着実に成果を上げています。広井先生は、「人間力と学力をバランス良く養っていくことが相乗効果を生み、それぞれが希望する進路を実現させる力へとつながっています」と話しました。

 2014年度入試については、普通コースは2月1日午前・午後、2日午前・午後の計4回実施。試験科目は、両日とも午前は2科4科選択、午後は4科総合となっています。4科総合とは、一つのテストに4科それぞれの要素を取り入れたもので、最後に100字程度の論述問題が設けられています。以上の説明を受けた後、参加者は中学校舎や落ち着いた雰囲気の図書室などを見学。生徒たちが明るく生活する様子から、高雅な品性を育む教育の成果をうかがうことができました。


樹々に囲まれた広大なキャンパス。グラウンドや体育館などの施設も充実し、部活動も活発です
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