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学校説明会レポート

千代田区立九段中等教育学校 ●11月22日(金)

「学ぶ・生きる・鍛える」を教育の柱に、21世紀の社会で求められる力を育む

 千代田区立九段中等教育学校は、区立で初めての中高一貫教育校として2006年に開校しました。後期課程(高校)からの募集をしない6年制の学校で、募集区分は千代田区民枠(区分A)とそれ以外の都民枠(区分B)を設定。千代田区内の多くの企業や大使館、大学などと連携してキャリア教育などを行っているのも特徴です。

 この日の説明会では、校長の倉田朋保先生が学校概要の説明を担当。「心身共に大きく成長する6年間を大切にしながら、思考力・判断力・表現力といった確かな学力、コミュニケーション力、課題発見・問題解決力、国際感覚・語学力など、21世紀の社会で求められる力を育んでいきます」と語りました。

 教育目標に「豊かな心 知の創造」を掲げる同校が教育の柱に据えているのは、「学ぶ・生きる・鍛える」の三つです。また、学力の向上をめざす「学ぶ」では、少人数授業・習熟度別指導やチームティーチングなど、ほとんどの教科で1クラス2名の教員を配置し、個に応じた手厚い学習指導を展開。英語では共通指導案の下、授業は20名以下の少人数クラスで行い、グループ学習やスピーチなどの発表活動を数多く取り入れています。数学では、説明や発表を重視した指導を行い、4年生(高1)までに数学検定準2級の合格をめざします。また、理科では「見て、触れて、本物を体験する」ことを大切にし、実験重視の授業を実施。中学・高校生のための科学自由研究コンテストである日本学生科学賞で多くの入賞者を出すなど成果を上げています。

 一方、「生きる」はキャリア教育の充実として、主体的に学び行動できる力、将来の生き方を考える力を養うための「九段自立プラン」を設定。環境や福祉、国際理解など学年ごとにテーマを設定して課題探究学習に取り組み、実社会とのかかわりのなかで将来の夢や進路について考えていきます。大学進学に向けては、原則として1か月に1度の模試を実施するほか、多くの講習・補習を用意し、「夢の実現に向け、6年間をかけてめざす大学への現役合格を実現していきます。2012年度では、現役進学率が89.2%と高い数字を実現。国公立大学を含め、多岐にわたる学部・学科に進学しています」と倉田先生は説明します。

 そして「鍛える」では、多彩な行事、活発な部活動や自治会活動などを通して、豊かな人間性を育んでいきます。行事には、生徒がつくり上げる体育祭や文化祭、宿泊を伴う英語合宿やオーストラリア海外研修、遠泳を経験する至大荘行事(千葉県勝浦市の同校関連施設にて実施)での4泊5日の校外学習などがあります。

 こうした説明を聞いた後、参加者は充実した施設や授業を自由に見学。続いて、希望者に対して募集概要の説明が行われました。願書の記入方法のほか、適性検査の出題傾向も説明され、参加者は熱心に聞き入っていました。


都心にありながら、温水プールや天文台、自習室など充実した設備が整っています
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