受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

横浜中学校 ●11月28日(木)

中高一貫コース独自のプログラムで、豊かな人間力と確かな学力を育てる

 2012年に創立70周年を迎えた横浜中学校は、開校当時から「真摯で性格雄大な男子の育成」に努めてきました。全国的には高校の硬式野球部の活躍で知られていますが、実は難関大学をめざす中高一貫コースも、2013年で開設29年目となります。近年はこの一貫コースを学園の主軸と位置づけ、学習のサポート体制を強化しています。

 あいさつに立った校長の葛蔵造先生は、教育理念を簡潔に紹介し、「大学のその先を展望し、生徒を他者からの信頼を受けられるプロの職業人に育てたい」と笑顔を見せました。そのために同校が重視しているのは、「豊かな人間力」と「確かな学力」の育成です。

 人間力はライフデザイン教育、国際教育、情操・体験教育、表現・コミュニケーション教育の四つの柱で育むシステムを構築。段階的に自己と社会への理解を深められるよう、英語でアクティビティーを楽しむアメリカン・キャンプや農村実習などに挑戦します。

 一方の学力は、三つの講座からなる「YSAP(Yokohama Study Assist Program)」で養成。中1・2を対象とするベーシック講座は、指名制の英数の補習です。教員のほか、大学生のアシスタントも指導に加わり、生徒の苦手克服をアシストしています。少人数のゼミ形式で行うアドバンス講座は、中1から高3まで全校生徒を対象としており、外部講師を招いて実施されます(有料)。クラブ活動と両立したい生徒のために、同じ内容の講座を1日に2回、時間をずらして実施するのが特徴です。さらに2013年度からは、上位層を選抜して鍛えるトップ講座も開講。現在の対象は高2のみですが、2014年度には高3にも拡大することになっています。

 続けて、サピックス卒業生の中3と高2の在校生が登場。二人はそれぞれ上位クラスに属しており、「勉強は大変だけれど、野球部に対する応援は楽しい」などと語ってくれました。

 そして気になる入試情報ですが、2014年度は日程を変更。一般入試は2月1日午前・午後、2月2日午後、3日午前・午後の計5回行われます。試験科目はすべて2科4科選択制となります。

 こうした情報を確認した参加者は、先生方の案内で校内見学へ。授業の様子と放課後にチューターが常駐する学習室、2013年春にリニューアルされた食堂なども見ることができました。最後の質疑応答では教員の配置が話題に上りましたが、一貫生と高校からの入学生は別クラス編成になり、それぞれ担当の教員も分けているとのことで、「入学してから、さらに大きく学力を伸ばします」という先生方のことばに、参加者はうなずいていました。


京急本線・能見台駅から同校まで徒歩2分。広いキャンパスには、三つのグラウンドや校舎がゆったりと配置されています
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