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学校説明会レポート

東洋大学京北中学校(仮称) ●12月4日(水)

東洋大学付属校化・男女共学化へ向けて、教育改革がスタート

 1898年に東洋大学の創設者である哲学者・井上円了氏によって設立された京北学園は、建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」「独立自活」「知徳兼全」の下、男子教育を実践してきました。2011年には東洋大学と法人合併を果たし、2015年春には現在の北区赤羽台から文京区白山にキャンパスを移転予定。大学併設型の中高一貫校化に向けての学校改革に注目が集まります。

 2012年に校長に就任した石坂康倫先生は、都立桜修館中等教育学校の初代校長および都立日比谷高校の校長を歴任した人物。説明会冒頭のあいさつでは、それらの学校での経験を紹介しながら、「大学進学が最終目標ではありません。将来の生き方を考えながら学ぶ環境を整え、さまざまな分野で活躍できるリーダーを育てる学校にしたい」と述べました。

 東洋大学の付属校「東洋大学京北中学高等学校(仮称)」となるのは2015年度からですが、大学への推薦入学枠の導入、国公立大学進学対策などの進学指導の強化、国際教育の推進、哲学教育(生き方教育)の推進といった改革は2014年度から進める予定です。また、2015年度入試からは女子の募集も始まり、男女共学となります。「現在、本当の教養を身につけた国際人の育成を教育目標に、全教職員が意識改革と教科指導力向上に力を注いでいます。『本当の教養』とは、物事を俯瞰する力と、掘り下げて追究していく力をともに備えていること。また、他者の立場を理解する思いやりの心も不可欠です」と石坂先生。具体的な取り組みとして、「全科目履修型の教育プログラム編成」「論理的思考力を高めるための国語」「WEB学習、ICT教育の充実」「国際理解・国際英語の設置」「東洋大学の留学生との交流授業」「第2外国語選択」「海外修学旅行・留学制度の充実」などを挙げました。

 さらに、現在建設が進められている白山キャンパスの施設を、完成予想図の画像を示しながら紹介。1万8000平方メートルの敷地に建つ4階建ての校舎、人工芝を敷き詰めた200mトラックを擁する全天候型グラウンド、地下体育館、英語学習室を併設する図書館、食堂などのほか、「清潔感とセキュリティ面にこだわりました」というトイレや、部活動でも活用する予定の和室・茶室などについても触れ、女子を迎えるに当たっての配慮をアピールしました。

 説明会終了後は、校内見学を実施。4時限目の授業の様子、コンピューター室、中学教職員室などを見た後に、質疑応答の時間も設けられました。


現在の赤羽台校舎。1号館や武道館など四つの建物が広いグラウンドを囲むように建っています
http://www.toyo.ac.jp/site/keihoku-jh/ 別ウィンドウが開きます。

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