受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

芝中学校 ●5月24日(火)

自立を促す指導によって、主体的な学習意欲を引き出す

 1887年に僧侶養成と子弟教育のために設立された浄土宗学東京支校が、芝学園の起源。以来、大乗仏教を精神基盤とした人間教育を実践しています。

 この日の説明会であいさつに立った校長の春日利比古先生は、「生徒には『共生(ともいき)』の考えを大事にしてほしいと伝えています」と話しました。これは浄土宗の宗祖である法然上人が唱導した思想であり、ことばを置き換えると「みんなちがって、みんないい」「削り合うな、認め合え」といった意味になります。こうした理念の下、相手の意見や行動を謙虚に受け止める心を育むことを第一に考え、中1ではクラスメートと一緒に荒川沿いを約30キロ歩く“友歩道”や竹岡臨海学校といった学年行事を実施。「このような行事を通じて、仲間や教員との信頼関係を強固にしていくことが、一人ひとりが安心して学習に集中できる環境づくりにつながっています」と春日先生は語ります。

 続けて、進路指導の詳細も紹介。中3で職業調べ・インタビューのレポートをまとめさせることから具体的な進路を考えさせていき、高1・2では職業適性検査の受検、大学のオープンキャンパス訪問、大学授業・研究室の見学会など、段階的なキャリア教育を実施。「職業→学部→大学」の順に進路を決定する「逆引きの進路指導」によって、生徒一人ひとりの希望が実現できるようサポートしています。

 続いて、副校長の武藤道郎先生が学校行事や特徴的な学習内容について説明。中1では雅楽奉納鑑賞や真鶴半島で磯の生物観察をする校外学習などもあります。さらに中2と高1年の夏期校外学習では、ラフティング、富士登山、琵琶湖自転車一周など、仲間と共にチャレンジする行事が数多く用意されています。そして教科学習においては、大学受験に必要な科目だけでなく、音楽、美術、技術・家庭、保健体育、道徳にも力を注いでいます。たとえば中学の音楽では弦楽が必修で、生徒全員に1台ずつバイオリンを貸与するなど、幅広い教養を身につけさせることによって、豊かな人格形成をめざしています。

 学校生活全般や生徒の様子については、教頭の佐藤元紀先生が説明しました。夢や希望を抱いて入学した生徒でも、中2・3で勉強や部活動のことなどで、大いに悩むそうです。しかし、悩みに悩んで壁を乗り越えた生徒ほど、高2・3で大きく学力を伸ばすケースが多いとのこと。それぞれの成長段階に応じて、先生方が適切なアドバイスを送っていますが、「自立を促す指導によって、主体的な学習意欲を引き出しています」と佐藤先生。そうした指導によって、高3になると「みんなでがんばって、みんなで合格しよう」という一体感が生まれ、チームで受験に臨んでいるそうです。

 入試においては、2月1日の第1回入試と4日の第2回入試を両方とも受けた受験生に対して優遇措置があるとのこと。こうした説明を聞き終えた参加者は、校内を自由に見学しました。


学校のすぐ近くに東京タワーがそびえ立ちます。多くの生徒が勉強とクラブ・委員会活動を両立させています
http://www.shiba.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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