受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

東京女学館中学校 ●5月18日(水)

心身共に育てる全人教育 「友を慕い、切磋琢磨する6年間を」

 1888年に設立された東京女学館は、建学の精神を今に受け継ぎ、「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」をめざしています。心身共に健やかに育てる「全人教育」を行う一方で、電子黒板などの最新のICT教育環境も整備。周囲と支え合い、協働する新しいタイプの女性リーダーを育てています。校舎は渋谷区広尾の各国大使館が立ち並ぶ閑静な場所に立地し、校内にはビオトープがあるほか屋上緑化も実施。自然との共生を大事にした学習環境も魅力の一つです。

 あいさつに立った校長の福原孝明先生は、教育理念を支える三本柱として、「思いやりの心を育てる」「基礎基本を徹底し、人間力を高める」「みずから問題を発見し、解決する力の育成」を挙げ、生徒の内面的な成長を大切にして教育活動を行っていることを説明しました。

 同校では、体育大会や修学旅行などの学校行事は生徒主導のスタディアジェンダで運営されています。「女性は仲間と共に成長し、学習効果を高め合うという特性があります。友に支えられ、数々の経験を積むと、周囲との間に信頼関係が構築されます。そのような体験から、自分はかけがえのない存在だという自尊感情が芽生え、自信を持って学習へ向かうエネルギーが生まれるのです」と福原先生は話します。

 また、国際社会では、集団をまとめ、より良い関係を築く力が必要とされます。そこで同校では、周囲と協働する力を「インクルーシブ・リーダーシップ」と呼び、学校生活を通して培われるべき重要な資質と位置づけています。新しい時代を切り開く力を養うための取り組みの一つが、情報通信技術を活用したICT教育の充実です。今年度から、校内全館にWi−Fi環境を整備し、教員はタブレット端末を用いて授業を展開。「常に先進的に取り組み、勉学に励む生徒を後押しする。それが学校のあるべき姿だと思います」と福原先生は力強く語りました。

デジタル教科書で英語学習 進路指導で未来を切り開く

 各教科の担当教諭も登壇し、6年間のカリキュラムについて説明しました。英語は「TOTAL ENGLISH」という教科書のデジタル版を採用。電子黒板を使った音声と文字の一体的な指導によって生徒の積極的な発話を促し、自学自習する習慣の確立へとつなげています。数学は、中2までに中学の内容を学び終え、中3からは高校の内容に入りますが、そこからはあえて学習スピードを緩めてじっくりと指導し、実戦力を高めているとのこと。理科については実験室が五つもあり、豊富な実験と観察を重視した授業を行っています。理科好きの生徒も多く、高校の文系・理系の選択比はおよそ3対2だそうです。

 進路指導は、中高6年間を3段階に分け、長期的視野で実施。「最も身近なロールモデル」として保護者の職業観アンケートを冊子にまとめ、進路選択に役立てています。きめ細かな指導は大学合格実績にも結実し、過去5年間で最難関大(国公立・早慶上理ICU)への現役合格者数は88名(2011年)から118名(2015年)に増加しました。進路指導部の鈴木龍馬先生は「教員同士の連携を密にして、変えるべき点は柔軟に対応し、生徒の未来の可能性を広げています。安心してお任せください」と、来場者にメッセージを送りました。

 最後に広報室長の半田真先生が、2017年度入試の詳細を説明。出願はWeb限定となります。また、午後入試の応募が多いため、第2回(2月1日午後)の定員を20名から40名に増員。それに伴い、第1回(1日午前)の定員を50名から30名に減員するとのことです。


約5万5000冊の蔵書を誇る図書館、全天候型の室内温水プール、フルコンサートピアノを備えた記念講堂など充実した設備が整っています
http://www.tjk.jp/mh/ 別ウィンドウが開きます。

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