受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

学習院女子中等科 ●6月1日(水)

今を生きる女性にふさわしい品性と知性を育む

 1885年に華族女学校として創立されて以来、「今を生きる女性にふさわしい品性と知性を身につける」ことを目標に、教育活動を行っている学習院女子中等科・高等科。銀座ブロッサムで開催されたこの日の説明会では、まず、サピックス教育情報センター所長の神田正樹先生が、同校の入試問題の傾向について解説しました。入試は4教科ともに記述式が中心で、「基礎的な知識があることを前提に、自分で考え、判断して、自分のことばで表現する力を評価するための試験といえます。たとえ細かなミスがあっても得点に大きな差がつくことがないので、伸び伸びと解きましょう」と来場者にメッセージを送りました。さらに、近年の過去問を振り返りながら、「国語では、読み手にわかりやすく、ていねいな文章を書く」「算数では、制限時間の配分に意識して、得点できそうな問題を確実に解いていくことが大切」と注意点を挙げました。

 続いて、中・高等科教頭の増渕哲夫先生が登壇。「華族女学校が前身ということで、そのような家庭の子女のための学校いというイメージを抱かれがちですが、創設時から一般子女にも門戸を開き、おおらかな校風を培ってきました。生徒たちは、しとやかな一面も見せてくれますが、日ごろは活発に楽しく学校生活を送っています」と話しました。また、「精神面での成長が早い女子だけの環境ですから、スタートラインの位置は一般の学校よりずっと手前にあるといえるでしょう。学校行事や委員会活動など、みんなで協力して真面目に取り組んでいます。優れたコミュニケーション能力は女子校ならでは。多彩かつ多才な友人や先輩といったロールモデルに恵まれ、卒業後までネットワークを構築できるところも魅力です」と続けます。

 クラス編成については、1クラス約40名で5クラスあります。クラス担任制ではなく、主管(=担任)がチームを組んで学年全体を担当する「学年主管制」の下、複数の教員の視点からていねいな指導が行われています。また、併設の初等科からの進学者は毎年60名程度で、各クラスに均等に振り分け、「中学からの生徒ともすぐに打ち解けている」とのこと。特に4月に行うクラス対抗の「球技会」や、群馬県みなかみ町での7月の「みなかみ自然学校」といった行事が、仲間づくりの機会となっているそうです。

 学習面では、英・数・国のほか、技術家庭や道徳などで、1クラス2分割の少人数制授業を実施するとともに、本物に触れて表現力を身につける学びを重視。「意識しているのは“進度”ではなく“深度”」と語るように、掘り下げる授業を徹底し、学ぶことの楽しさを提供しています。

 一方、定評のある語学教育や国際理解教育については、高校の選択科目では、英語のほかにドイツ語やフランス語を設定。イギリス屈指の名門、イートン校での約3週間の夏期講習プログラムには毎年、中3・高2・高3の希望者40名が参加しています。また、姉妹校であるオーストラリア・メルボルン郊外にあるメソディスト・レディーズ・カレッジ(MLC)とは2週間の研修や6週間の交換留学制度を設けているとのこと。さまざまな機会を通じて国際感覚を養っています。

 2017年度の一般入試は、例年どおり、2月1日と3日の2回です。増渕先生は最後に「問題を解く過程を重視するので、正答できなくても最後まで書くこと」「親子面接はあくまで参考なので、あまり深刻に考えないでほしい」とのアドバイスを送りました。


地上5階建ての本館。ホームルームのほか、各教科の実験室や実習室、分割授業対応の特別教室、生徒ホールなどがあります
http://www.gakushuin.ac.jp/girl 別ウィンドウが開きます。

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