受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

城北中学校 ●6月4日(土)

高いレベルで勉強とクラブ活動の両立を図る『さわやかな城北生』を育成

 城北中学校は、1941年に儒学者の深井鑑一郎氏と、その教え子である実業家の井上源之丞氏によって創設され、今年で創立75周年を迎えました。礼儀と公正を重んじる「質実厳正」の教育理念の下、自主性と向学心を養い、勉強だけに偏らない男子教育を実践しています。

 あいさつに立った校長の小俣力先生は、教育目標の「人間形成と大学進学」について説明しました。まず人間形成については「高いレベルでの勉強とクラブ活動の両立を実現しながら、自主・自立性、社会的基礎力を養い、他者を思いやる創造力のある『さわやかな城北生』を育てていきます」と話しました。

 一方、大学進学の目標については、アクティブ・ラーニングやグローバル教育の充実に、日々取り組んでいる様子を紹介。昨年は無線LANを設置してWi-Fi環境を整えましたが、今年は大型モニターを各教室に設置し、授業に活用しています。また、学習関連行事においては、生徒6名に対してネイティブ講師1名がついて、3日間を英語のみで過ごす「イングリッシュシャワー(英会話短期集中講座)」の対象学年をこれまでの中3・高1から拡大し、中1から参加できるようにしました。小俣先生は、「これからも自由で伸びやかな男子校として、誠実に学校を運営していきます」と結びました。

 続いて、教頭の保坂慎二先生が同校の特徴について説明しました。まず生徒の様子について「柔軟性があり、自然体です」と紹介。同校では指定の靴やかばんはなく、生徒は自由に選ぶことができます。それでも見栄えにこだわることなく、実用的なデイパックとスニーカーで通学する生徒が多いとのこと。頭髪も規則はありませんが、みずから短くしている生徒が多いそうです。

 学習面では、6年間を基礎期(中1・2)、錬成期(中3・高1)、習熟期(高2・3)の3期に分け、生徒の成長段階に応じた、きめ細かい指導を徹底しています。また、保坂先生は、生徒と教員の距離が近いことも特色として挙げました。基礎期職員室前にある自習用の机は、質問に訪れた生徒とそれを指導する教員でいつもいっぱいだそうです。さらに、後輩の学習指導のために、毎日のようにOBが来校。希望の進路をかなえた先輩から直接指導を受けることで、生徒たちのモチベーションも大いにアップしているようです。

 クラブ活動は、体育系が23、文化系が27あります。体育系では、少林寺拳法部、弓道部、水泳部(水球)などが都大会や全国大会で優秀な成績を収める一方、文化系では美術部や囲碁将棋部が各種大会で活躍しています。保坂先生は、「クラブや体験学習を通じて、リーダーの資質を養います。自分の未来を、自分で切り開いていく力を育む学校です」と強調しました。


約4万㎡のキャンパスには、各種運動施設のほか、蔵書約6万冊の図書館や中学生も利用できる食堂などが整っています
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