受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

青山学院中等部 ●5月19日(木)

キリスト教の教えに従い、自己肯定感と自主性を育む

 明治時代に米国のメソジスト派の宣教師たちによって開かれた青山学院は、幼稚園から大学まで同じキャンパス内にあり、プロテスタントの教えに基づく全人教育を行っています。中等部は1947年の創立。創立70周年に向けた記念事業も進行中で、2017年2月には新校舎も竣工予定です。新しい校舎は、教科センター型の構造で、すべての教科に専用教室を設け、生徒は1コマごとに教室を移動して授業を受けることになります。これまで以上に、主体的に学ぶ姿勢が養われる環境といえるでしょう。

 説明会の冒頭、中等部部長の敷島洋一先生は、「すべての人間は神から賜物を与えられており、それゆえにかけがえのない存在です。本校では朝の礼拝などを通して生徒にこのことを伝え、教員も含めて互いに賜物を認め合う環境を整えています」とあいさつ。敷島先生は、生徒が楽しく通える学校の条件として、気の合う友人がいること、授業がわかることのほか、自分を認めてくれる先生がいることを挙げます。先生によると、思春期を迎え、さまざまな悩みを抱える生徒たちに、「自分は認められている」という自己肯定感を持たせることによって、同じように他者を認め、協力し合う気持ちも生まれてくるとのこと。「キリスト教教育の基本は自己肯定感を育むことです。本校も互いに尊重し合い、高め合う学校でありたいと願っています」と結びました。

 一方、教科教育では聖書を加えた10教科すべてに力を注いでいますが、自己研鑽を重視するため、生徒同士を比較することはなく、成績順位は一切発表しません。一方、定評のある英語教育については、高3までオリジナルの教科書を使用。中1のみ、初等部からの内部進学生と中等部からの入学者は別々に英語の授業は受けますが、1年後からは一緒に勉強します。そのほか中3では、落語やゲーム理論といった選択授業も行い、幅広い教養を身につけさせています。また、高等部では大学教授による学問入門講座などを行っており、大学と同一キャンパスにあるという利点を生かしたプログラムも実施。こうした連携があることも、同校の強みといえるでしょう。

 さらにこの日は、中等部生の卒業後の進路データも紹介されました。同校の場合、青山学院大学まで進む生徒は約8割。2割は東京大学をはじめ他大学に進学しています。また、大学卒業後は、中等部出身者の多くが有名企業に就職していますが、昨今の企業は面接を重ね、コミュニケーション力や人間性をじっくりと見極めて採用しているそうで、こうした力を6年間で着実に高めていくとのことです。

 参加者はこうした解説に耳を傾け、最後に2017年度の入試の情報も確認。毎年、繰り上げ合格も出しているといった説明に、真剣な表情で聞き入っていました。


明るく伸びやかな校風の共学校で、男女の比率も1対1。2017年2月に新校舎が竣工予定です
http://www.jh.aoyama.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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