受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

開智中学校 ●5月25日(水)

探究型・発信型プログラムで、国際的なリーダーの資質を育む

「心豊かな創造型・発信型の国際的リーダーの育成」を教育目標に掲げる開智中学校は、みずから学び・発信する力を鍛える「新しい創造型の学び」をめざし、開校以来さまざまなプログラムを実践しています。

 教育方針について、校長の溜剛先生は、「探究・発信型学習の実践」「生徒の自主性を育てる」という二つの柱を示しながら、「昨今注目されているアクティブ・ラーニングですが、本校では10年以上前からすでに実践してきました。校外学習や行事だけでなく、これからは授業や進路選択などすべてにおいてこの姿勢を徹底させていきます」と話します。

 同校の代名詞ともいえるのが、開校以来継続しているフィールドワークです。これは磯や森といった自然分野(中1・2)や、広島・関西・首都圏での人文・社会科学分野(中3・高1)でのフィールドワークを経て自分の興味があるテーマを決め、調査・検証・考察・発表を重ねながら、最終的にはイギリス・ロンドンで現地大学生に向けてプレゼンテーション(高2)をするという、5年がかりの探究型学習プログラム。疑問を発見→仮説→考察→発表・議論→さらなる検証と、この繰り返しにより、考え抜く力と、創造・発信型の資質が養われていきます。ノーベル医学生理学賞受賞者で名誉学園長の大村智博士も計画に参加なさっており、創造的学力養成の訓練となる要素が随所に盛り込まれています。

 日頃の授業や学校行事でも、発表やプレゼンテーションの機会が多い同校ですが、それを可能にしているのが、グループワークなどを利用した「学び合い」「協働学習」の導入です。クラスは、年間の3分の1を学び合いや協働学習の授業で構成している「先端クラス」と、知識を定着させるために、きめ細やかな授業を行う「一貫クラス」の二つ。「一貫クラスにも、先端クラスのエッセンスを取り入れています。進学指導のレベルで分けているわけではないので、お子さまの性格に合わせてお選びください」と溜先生は話します。

 自主的な学びは、高校卒業後の進路決定においても徹底しています。高2からは進路ごとに理系・文系・医系に分かれますが、「自分を知り、社会を知る機会が豊富なので、自分で将来を切り開くという意識が自然と養われます」とのこと。高3の私立志望者では週12時間が選択科目になりますが、「科目を履修せずに自習も可能。自分に必要なものだけを学ぶ姿勢を大切にしている」そうです。

 続いて、教頭の持田恵子先生が、パワーポイントを使って、授業前の朝読書から放課後の部活動、補習までの一日の流れと、体育祭、開智発表会、ロードハイクといった学校行事の様子を紹介しました。クラブ活動や学校行事、委員会活動もすべてが生徒主体で行われますが、それらすべてを取り仕切るのが高2生。持田先生は「勉強、部活、委員会とたいへん多忙ですが、それをまっとうした生徒ほど、希望の進路をかなえている印象を受けます」と話します。

 入試の詳細については、7月に実施日程が発表されるとのこと。「4教科340点満点のうち、算数が120点と高配点なので、基礎問題を落とさないように」「さいたまスーパーアリーナ会場での受験は12月中旬には満員となり、以後の出願者は本校での受験となるので、希望者は早めの出願を」といったアドバイスがあり、閉会となりました。


正門正面に建つ5階建ての一貫部校舎。四つのグラウンドにテニスコート、室内プールなどスポーツ施設も充実しています
http://www.kaichigakuen.ed.jp/tyuukouikkannbu 別ウィンドウが開きます。

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