受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

雙葉中学校 ●6月1日(水)

徳育・知育・体育をバランス良く施す全人教育をめざす

 1909年に創立した雙葉学園は、校訓「徳においては純真に、義務においては堅実に」の下、カトリックの精神に基づく全人教育を実践しています。

 銀座ブロッサムを会場に開催された雙葉中学校・高等学校の説明会は、サピックス教育情報センター所長の神田正樹先生による入試問題の分析からスタート。神田先生は「同校らしい」と言う問題を取り上げながら、教科ごとに出題傾向を説明しました。それによると、「算数は、条件を整理して順序良く解いていけば正解にたどりつける」「理科は、地理との科目横断的な出題も多く、幅広い視野を持ち、興味を広げる必要がある」など、いずれの教科も幅広い基礎知識のうえに、問題をよく理解して分析する応用力が求められるとのこと。最後に「国語について敬語の使い方の出題が目立つのは、『品位ある女性を育てる』という教育方針の表れです。ご家庭でもていねいな会話を心がけましょう」と話しました。

 続いて、校長の和田紀代子先生が、学園の沿革に触れながら、教育方針について説明しました。設立母体である「幼きイエス会」は、17世紀のフランスで、貧しい子どもたちへの教育を行うために、ニコラ・バレ神父がつくった修道会。バレ神父は「人はみなそれぞれが、果たすべき使命を持って神により創造された存在」と説きました。同校はこの教えを今に引き継ぎ、日々の教育活動を行っています。和田先生は「中高6年間は大人になるための大切な時期。真の価値観を身につけて巣立ってほしいので、徳育・知育・体育をバランス良く施す全人教育をめざしています」と強調します。

 週1時間の宗教の授業については、「聖書を学ぶだけでなく、社会貢献を考えさせる機会としてとらえている」とのこと。さらに、宗教の授業を通じて生徒たちは「自分がどういう人間かに気づき、優れた部分を自慢せず、弱い部分も卑下しなくなる」そうです。この謙虚さが自分の短所を直していくことにつながるとともに、自分の長所を伸ばそうと努力することにもつながっていきます。そうして伸ばした長所を「人のために使うことができるようになるのが、本校の願いです」と和田先生は結びました。

 学校生活全般については、教頭の伊藤直子先生が担当。1学年180名のうち、併設する小学校からの内部進学生は80名で、1クラス45名の4クラス編成となっています。学習面では、週6日制での十分な授業時間の確保により、効率良く無理のない先取り学習を行いながら、基礎をしっかりと固める、きめ細かい指導を徹底しています。語学については中3で全員がフランス語を学び、高校では第1外国語として選択することも可能。また、高2からは進路に合わせた選択科目を多く設けるなど、一人ひとりが思い描いた将来の実現に向けて、バックアップする態勢が整っています。一方で、「勉強とは他者との競争ではなく、自分を磨くためのもの」として、成績順位の発表や能力別のクラス分けなどは行っていないそうです。

 文化系・体育系合わせて約40ある部活動も活発です。「今度はぜひ、お子さんと一緒に本校にお越しください。お子さん本人が校風や在校生の雰囲気に触れて、『本校で学びたい』という思いを持っていただくのがいちばんです」と話しました。


JR四ツ谷駅から徒歩2分の立地にあるキャンパス。地上7階・地下1階の校舎は、科目別理科実験室や体育室など施設も充実
http://www.futabagakuen-jh.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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