受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

海陽中等教育学校 ●6月18日(土)

人間力を鍛える全寮制の下、将来の日本を牽引する人材を育成

 愛知県蒲郡市にある海陽中等教育学校はトヨタ自動車、JR東海、中部電力など大手企業約80社の賛同の下、日本の未来をリードする人材の育成を目的に、2006年に開校しました。同校の最大の特徴は全寮制であること。欧米の伝統的なパブリックスクールを模範に、学業の習得だけではなく、規則正しい生活習慣や自律心、協調性などを育む全人教育を実践しています。

 サピックス東京校で開催されたこの日の説明会では、まず、卒業生が製作した動画が上映されました。ドローンを使って空から撮影されたキャンパスは、三河湾に面し、東京ドーム2.8個分の面積があります。天体望遠鏡室を備えた中央棟、400mトラックや野球場を備えたグラウンド、12棟の学生寮(ハウス)といった施設が映し出され、学校生活の充実ぶりをうかがうことができました。

 続いて、事務長・広報担当の柴田哲彦先生が、その環境と施設・設備について説明しました。それによると、地震などの自然災害時にも安全性が高い立地と最新施設であるほか、万が一の事態に備え、十分な備蓄があり、24時間連絡網サービスなどの対策を行っているとのこと。柴田先生は「保護者の方の心配に応える安心・安全な環境を整えています」と強調しました。

 一方、ハウスは、1年生(中1)から5年生(高2)までの5学年縦割り制(6年生のみ別寮)となっており、1棟当たり約60名の生徒が生活しています。そこでは、ハウスマスター(親代わりとなる存在)とフロアマスター(企業から派遣された20代を中心とした社員)が寝食を共にし、生徒の成長を見守っています。また、最大の特徴がフロアマスターの存在で、「日本を代表する企業の未来を担っていく人材が、“社会人のお兄さん”のような立場で生徒と接していきます。これまでフロアマスターとして派遣されたのは200名以上。派遣期間が終わった後も、生徒たちとのつき合いが続くこともあります」と話す柴田先生もハウスマスターを務め、生徒たちの寮生活をサポートしています。ちなみに、体育祭もハウス対抗で行われ、先輩が後輩の手本となって指導しています。さらに、学校行事とは別に、それぞれのハウスが独自に行事やプログラムを企画し、生徒間の絆を深めているそうです。

 教育内容については、週6日制で、通学時間ゼロのメリットを生かし、十分な授業時間を確保。中学から高校の内容を先取りする効率の良いカリキュラムを敷いています。また、習熟度別授業のほか、発展的な内容を学ぶ上級講習や、大学入試直前の講習を用意するなど、万全のサポート体制で生徒の主体的な学びを支えています。さらにハウスでは、夜間学習の時間を利用して、一人ひとりの理解度を把握したチューターが指導しています。加えて、企業訪問や就業体験のほか、各界の第一線で活躍する人物を招いての特別講義も実施するなど、キャリア教育も充実しているそうです。

 生徒の出身地としては最も多いのが東海エリアの44%ですが、次に多いのが関東エリアの35%とのこと。柴田先生は「6年間、親元を離れて寮で生活します。まずは一度、お子さんと学校に遊びに来てください」と締めくくりました。


三河湾に面し、東京ドーム2.8個分の面積がある広大なキャンパス
http://www.kaiyo.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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