受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

恵泉女学園中学校 ●6月23日(木)

聖書・国際・園芸を教育の柱に据え、平和を実現する女性を育む

 恵泉女学園中学・高等学校は1929年の開校以来、「聖書」を通して心を磨き、「国際」的な視点で世界の多様性を学び、「園芸」で命を育む、キリスト教に基づく教育を行っている女子校です。

 学校紹介DVDの上映後、校長の加藤英明先生が登壇。数学科の教員でもある加藤先生は、同校の教育理念を楕円(オーバル)にたとえながら、「人間教育と進路実現を二つの焦点とした教育で、“生きる力”を育み、真円(グローバル)へと導きます」と説明しました。

 英語教育に定評のある同校では、少人数クラスできめ細かい指導を行い、コミュニケーションツールとしての英語力を磨くとともに、異文化理解を深めています。検定教科書とオリジナル教材を併用しながら4技能をバランス良く伸ばし、単元ごとに行われる小テストや「直しノート」で徹底理解を積み上げます。こうして培った英語力を試す場として、外国人講師と英会話を楽しみながら昼食をとる「イングリッシュ・ランチョン」、英検・TOEIC・GTECの受験、英語スピーチコンテストなどが紹介されました。今春7名の海外大学合格者を輩出したことからも、充実した教育の成果をうかがうことができます。さらに、これまで希望者を対象に実施していた短期・長期留学に加えて、今年度より中期留学制度を導入するほか、カリフォルニア大学の女子学生との交流を通じて、コミュニケーション能力の向上を図る「エンパワーメント・プログラム」もスタートします。

 一方、思考力と発信力を高める取り組みとして、毎朝の礼拝で行われる「感話」についても説明がありました。生徒が持ち回りで自分の意見を自由に発表するこの「感話」では、聞き手は多様な価値観に触れることができ、語り手は事前に自分の考えを整理したうえで原稿を書くため、小論文対策にもつながるそうです。加藤先生は、「わたしたちは、生徒一人ひとりが神から“賜物”を与えられていると信じています。本校でのさまざまな学びや出会いを通じて、生徒自身が使命に目覚め、きちんとした学力を備えたうえで社会に貢献できるよう育てていきたい」と結びました。

 2017年度入試については、日程に変更はありませんが、出願はWeb限定になるとのこと。また、面接に代わる保護者への「質問用紙」についても、Web上で入力することになります。


蔵書9万冊のメディアセンターは、豊富な読書体験を通じて情操を養う場にもなっています
http://www.keisen.jp 別ウィンドウが開きます。

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