受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

サレジオ学院中学校 ●6月11日(土)

ヨハネ・ボスコ神父の精神を受け継ぎ、豊かな人間形成をめざす

 北イタリアのカトリック司祭、ヨハネ・ボスコ神父が起こした教育修道会「サレジオ会」を母体とするサレジオ学院中学校・高等学校は、「25歳の男づくり」を教育目標に掲げて、高校卒業時の生徒に青年としての完成形を求めるのではなく、社会である程度の実績を残せるであろう25歳での成熟をめざし、日々の教育活動を行っています。

 説明会は、校長の鳥越政晴先生のあいさつから始まりました。鳥越先生は、6月7日に行われた体育祭のエピソードを交えながら、教育方針を説明。「体育祭で大事なのは勝利ではありません。練習や準備という本番に向けたプロセスのなかで、同じチームカラーを背負う先輩・後輩との縦のつながり、そしてクラスメートとの横のつながりを深めていくことが重要です。生徒たちは行事を成功させるまでに、問題解決力をはじめ、たくさんのことを学びます。これも一つのアクティブラーニングといえます。勉強以外のことにも一生懸命に取り組んでもらうことが、本校の願いです」と結びました。

 次に、6年間の学校生活をまとめた動画が上映され、入試広報委員長の朝倉広明先生が生徒の様子を紹介しました。スクリーンには、中学の入学式から始まり、2泊3日のオリエンテーション、長野県野尻湖での林間学校、鎌倉歴史教室(中2)、サレジオ会の源流に触れるイタリア研修旅行(中3)などに参加し、仲間たちと充実した時間を過ごす生徒たちの姿が映し出されました。中2の生徒たちへのインタビューで、学校の魅力について「学校のトイレに最新設備が導入されている」「食堂のメニューがおいしい」と、生き生きとした表情で答える生徒たちの姿が印象に残りました。

 一方、教育内容については、各教科で中学・高校課程の重複を整理し、中高一貫の精度の高いカリキュラムが編成されています。また、3期・週6日制で、土曜日は4時限授業となっており、英語については、各学年で週に1コマ、1クラスを3分割した、外国人講師による英会話の授業も行っています。また、高校では、2泊3日の進路ガイダンス合宿(高1)を皮切りに、進路講演会(高1)のほか、夏休みに4泊5日の勉強合宿(高2・高3の希望者)などを実施するなど、大学受験に向けたサポートをしています。

 最後に入試問題についてアドバイスがありました。試験はA日程(2月1日)とB日程(4日)の2回で、両日とも350点満点で選抜されますが、A日程では60~70%、B日程では60~65%の得点が合格の目安になるとのこと。配点は国語と算数が各100点、社会と理科が各75点となっています。このうち国語は物語文の解答で点数に差がつきやすく、問題数の多い算数は速く正確に解くことが求められるそうです。そして、社会も問題数が多いため、時間配分に気をつけてほしいとのこと。理科は、日常生活の科学的現象に目を向けておくことも問題を解く鍵となるそうです。


緑に囲まれた広大なキャンパスで生徒たちの感性も磨かれていきます
http://www.salesio-gakuin.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ