受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

森村学園中等部 ●6月20日(月)

独自のグローバル教育を展開し、真に社会に役立つ人材を育成

 森村学園は、日米貿易の先駆者として幕末から大正時代にかけて日本経済の成長に貢献した森村市左衛門翁によって1910年に開校しました。真に社会に役立つ人材の育成をめざし、「正直・親切・勤勉」という校訓の下、学力の伸長はもちろん、グローバル教育にも力を入れています。

 説明会の冒頭、校長の髙橋敬三先生は、「グローバル化が進む現代では、自分の目標を自分で見出して実践する『主体性』、多様な人々とのインタラクションを取る『多様性』、他者と協働して学び合う『協働性』が求められます」と話しました。こうした考えから同校では、「根拠を示してみずからの意見を明確に伝える」という「ランゲージアーツ(母語教育)」のスキルを磨く「言語技術教育」を行っています。これにより、論理的思考力、批判的思考力、判断力、表現力を養っています。このほか、社会科で長年取り入れている世界史と日本史を融合した「合科目型」の授業形態については、「2020年の大学入試改革にも十分対応できる取り組みとなっている」とのことです。

 一方、中学の段階で大切にしているのは、自学自習の姿勢を身につけさせることです。このため、中1・2では、毎日2時間以上の家庭学習の習慣が身につくように、一人ひとりの理解度に応じながら、適度な負荷を与えていく学習指導を徹底。さらに補習・補講の機会をたくさん設けて生徒の学びを支えています。髙橋先生は「きめ細かいサポートによってやる気を引き出された生徒たちは、意欲的に学習に取り組んでいます。また、国公立大、難関私大をめざす先輩の姿に後輩たちは触発され、主体的に学習しています。加えて、特待生制度も励みになっているようで、生徒たちは日々、切磋琢磨しています」と語りました。

 続いて、入試広報部長の小澤宗夫先生から、学園の雰囲気や入試についての説明がありました。小澤先生は、「卒業生たちは、『アットホームな雰囲気で、ありのままの自分で過ごせる環境だった』などと話してくれます」と校風を紹介。また、特色して挙げたのが、進路指導と進学指導を分けて考えていることです。「生徒自身に将来の方向性を探らせ、そのうえで自己実現のために学力をつけるよう指導している」とのことで、目的意識を強めた成果は、近年は進学実績にも着実に表れているそうです。

 一方、グローバル教育については、一般教科を英語で学ぶ「放課後イマージョンプログラム」のほか、オーストラリアやニュージーランドを訪問する研修旅行に加えて、留学奨励金付きのターム留学などを実施。さらに、今年度から新たに、地中海のマルタ島への歴史・語学研修もスタートさせるとのことです。


設備の整った緑豊かなキャンパス。今年も新体操部が国体に出場するなど、部活動も盛んです
http://www.morimura.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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