受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

浅野中学校 ●6月26日(日)

学業・部活・学校行事の3本柱で、強さと優しさを併せ持つ男子を育てる

 浅野中学・高等学校は、1920年に実業家・浅野總一郎氏によって「実社会の即戦力となる幅広い人間の育成」を目的に創立されました。戦後まもなく中高一貫体制への変革を遂げて以降、難関大学への合格実績を伸ばし続け、神奈川県有数の男子進学校に成長。どんな困難にも立ち向かう「九転十起」と、思いやりの心を忘れない「愛と和」を校訓に掲げ、文武両道を実現しています。

 教頭の山田啓太先生は、「本校は、東京オリンピックが開催される2020年に創立100周年を迎えます。その記念事業の一環として、学習環境の整備を進めてきました」と話します。2014年に完成した2階建ての図書館では、現在7万冊をめざして蔵書を増やしています。また、同じ年に竣工した打越アリーナ(体育館)は、バレーボールコート4面分のメインアリーナのほか、卓球場、柔道場、剣道場、ボクシング場、屋内プールなどを備えています。さらに今夏には、人工芝のグラウンドも完成予定です。

 部活動も盛んです。17の運動部、14の文化部が週3~6日で活動しており、中1の加入率は約99%で、高校でも80%を超えています。「なかには、引退が高3の夏という部もありますが、7割くらいの生徒が受験直前までやり抜きます。必要なのは両立させる覚悟です。部活を最後までやり抜いて、最難関大学に合格する生徒も毎年たくさんいます」と山田先生は話します。

 学習面では、中高一貫の利点を生かした6か年カリキュラムを採用。公立校の2倍近い授業時間を確保しており、進度は速めです。山田先生によると、「1日90~120分の家庭学習をしないと消化できない」とのこと。「毎日のように繰り返される小テストや宿題は、提出するまで、合格するまで、徹底的にやらせます。それでもできない生徒には指名制の補習や居残り勉強が課されるため、みんな部活に出るために必死に勉強します」と続けます。そして、高2からは文系・理系のコースに分かれ、高3ではさらに志望校別の7クラス体制の下、密度の高い授業を展開しているそうです。

 そのほか、校外研修、林間学校、スキー教室、芸術鑑賞といった学校行事も多彩です。国内でのエンパワーメント・プログラムや、スタンフォード大学でのユースリーダー・プログラムのほか、今年からホームステイしながらオックスフォード大学で学ぶリベラルアーツ・プログラムがスタートするなど、国際理解教育にも力を入れています。

 最後は「浅野魂100連発」と題した動画が上映されました。そこでは、在校生100人が次々と登場。友人、先生、部活動、学校行事などについて一言ずつ述べ、同校の魅力をユーモアたっぷりに伝えました。


敷地面積5万8655㎡の広大なキャンパス。その半分を「銅像山」という自然林が占める緑豊かな環境です
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