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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

実践女子学園中学校 ●7月4日(月)

伝統を継承しながら、時代を見据えたプログラムを展開

 1899年に近代女子教育の先駆者である下田歌子によって創立された実践女子学園。開校の背景には、下田歌子が先進的な女子教育の視察で欧米へ渡った経験から、「国家を豊かにするためには、一般階級の女子に対する教育が何よりも不可欠」との思いに至ったことがあります。この日の説明会であいさつに立った校長の嶋野恵子先生は、「下田歌子が願った女性の在り方は、社会や時代に対して自分の意見をしっかり持ち、知識や資格を身につけ、みずから行動できること。そのうえで、職業生活においては経済的に自立し、家庭においては子どもの教育を担うというものです。この理念は、創立117周年を迎えた今も色あせることはなく、女性の活躍の場が広がった現代社会において、いっそう輝きを増していると誇りに感じています」と述べました。

 さらに嶋野先生は、校歌の一節にある「にほへやしまの外までも」について、「『活躍の場は日本だけではない。広い世界に目を向けなさい』という思いが込められています」と話し、2008年度に設置した「グローバルスタディーズクラス(GSC)」について紹介。「帰国生を中心に一定以上の英語力のある生徒で構成したGSCを設置したことによって、一般クラスの生徒が大きな刺激を受け、自発的に語学力を磨くようになり、模擬国連などにも積極的に挑むようにもなりました。これからも生徒たちは切磋琢磨し、大いに活躍してくれることでしょう」と結びました。

 続いて、中学校教頭の島野卓生先生が教育内容について説明しました。同校では、キャリア教育、感性表現教育、国際交流教育に、学力改革を加えた四つの柱で教育プログラムを展開しています。そのうえで、中高6年間を2年ごとに「基礎期」「充実期」「発展期」の三つに分け、成長段階に必要なものを取り入れながら、徐々にステップアップしています。たとえばキャリア教育では、自己理解のための自分史作成(中1)、職業調べ(中2)、職業体験学習(中3)と段階を踏んだうえで、高1以降のキャリアプランや進路の明確化、自己実現へとつなげています。

 学習面では、基礎期においては自立した学習習慣を身につけることを第一に考え、小テストや課題に頻繁に取り組ませることで、「繰り返した努力が、成果につながることを実感させている」とのこと。また、充実期には可能性を引き出すために、少人数制授業や講座・ゼミを実施。そして発展期には、コース制カリキュラムのほか、放課後や夏期・冬期の講座などを通じて万全の受験対策も行っているそうです。こうした取り組みは大学合格実績の結果に反映されており、卒業生の半数近くが国公立大や早慶上理をはじめ、GMARCH以上の大学への進学を果たしています。

 グローバル教育については、「GSCクラスだけではなく、一般クラスでも英語の授業は原則として英語のみで行い、4技能をバランス良く育成している」と授業中の様子を動画で紹介。その一方で、日本人としてのアイデンティティーを育むために、中1から礼法を学び、茶道・華道・筝曲などから選択制の日本文化実習があるのも特徴的です。さらに昨年度から、中3の理科ゼミの研究成果について、スタンフォード大学とカリフォルニア大学バークレー校で発表する「サイエンス探究プロジェクト」が始まりました。島野先生は「英語をツールとして使いこなし、吸収したことを発信できる力を磨くことが狙いです。こうした体験を通じて、多様化する国際社会で活躍できる人間に成長してもらうことが、本校の願いです」と、参加者にメッセージを送りました。


渋谷駅から徒歩10分とは思えない、閑静でゆとりある学習環境。西門からは緑が心地よいプロムナードが続いています
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