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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

桐朋中学校 ●7月9日(土)

主体的に考え、行動し、 一人ひとりが主役となる学校

 今年、創立75周年を迎える桐朋中学校・高等学校は、2012年より工事が始まった新校舎建築事業が12月にすべて完了し、学習環境が整います。説明会の冒頭、中学部長の秋山安弘先生は「新校舎の中で、『最も桐朋らしい』と思う場所は、中高の校舎の間にある屋外テラスです。ここでは、休み時間になると中学生が元気に走り回ったり、高校生たちが静かに語り合ったりしている姿をよく目にします」と話し、続けて、同校の教育内容について説明しました。

 同校の教育目標「自主」「敬愛」「勤労」は、初代校長の務台理作が起草した教育基本法(1947年施行)の第1、2条より採用されたもの。その意味でも、戦後の民主主義教育を実践する同校がめざすのは、「一人ひとりを大切にする教育」「一人ひとりが主役となる学校」です。秋山先生は「本校にとっての『自由』とは、主体的に考えたり、行動したりするクリエイティブなものです。この自由の下で、生徒たちにさまざまな活躍の機会を与え、それぞれが秘めている能力を開花させることが、われわれがめざす教育です」と結びました。

校風は「おおらか」 生徒の自主性を尊重する環境

 続いて、教務主任の栗原忍先生が教育内容について詳しく説明しました。まず、数学、英語、国語、理科、体育、情報の授業では、30種類からなる同校オリジナルの教材を使用しています。また、毎週各教科で小テストを行い、合格点に届かない生徒には個別指導を実施。特に英語に関しては、定期考査後とその次の考査直前に放課後補習を実施するなど、徹底的に指導しています。

 一方、進路指導については、在校生と卒業生との懇談会(高1)などによって将来就きたい職業をイメージさせるところからスタート。その後、学部・学科の決定、最後に大学の選択と進み、「自分の進路は生徒自身が決定している」と栗原先生は話します。

 学校行事などの生活面の紹介は、生活指導部主任の杉山尚史先生が担当。「自主性、コミュニケーション力、探究心は、行事やホームルームなどを通じて養っている」とのことで、中1と中2で10月に実施する1泊2日の宿泊行事「クラスの日」も、生徒たちが自分たちで話し合って行き先や予算を決め、さらに、宿泊施設や見学先にアポイントまで取っているそうです。

 さて、2016年度入試では、それまで2月1日の1回のみだった入試を2日にも行い、多くの応募者を集めましたが、17年度も同日程で2回行うとのこと。また、17年度よりWeb出願を導入することも伝えられました。

 最後に、一橋大学在学中のOBが登場。中学時代には水泳部の活動に取り組み、高校時代には修学旅行と卒業文集制作の両委員も務めたというこの卒業生によると、「中学では、制服の着方など、細かな生活指導がありました」とのこと。しかし、「高校生になると、先生たちが生徒たちを一個人として扱い、対等な立場で向き合ってくれたことがうれしかった」と振り返ります。そんな桐朋の雰囲気をひと言で表すと「おおらか」だそうで、「生徒がやりたいことを見つけられるよう、先生たちは温かく見守り、実現できるだけのフィールドを用意するなど、生徒の自主性を尊重してくれる環境です」と話しました。


約6万5000冊の蔵書と、広々とした閲覧室が魅力の図書館
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