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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

春日部共栄中学校 ●7月15日(金)

「本物に触れさせる教育」で、生徒の興味・関心を引き出す

 春日部共栄中学校・高等学校は、2014年度から、「グローバルスタンダードクラス(GS)」に加えて、最難関大学への進学をめざす「グローバルエリートクラス(GE)」を新設するなど、時代のニーズに対応した中高一貫教育に力を注いでいます。

 この日の説明会は、生徒と保護者が製作した学校紹介動画の上映からスタート。授業中や部活動、行事に取り組む在校生たちの姿のほか、「校内のお気に入りのポイント」「本校を選んだ理由」といったコメントも盛り込まれ、学校の魅力が伝わってきました。

 続いて登場した教頭の星善博先生は「本校では、『磨こう 知性・品性・感性・個性』をモットーに、あえて“三兎”(学業・部活・学校行事)を追うことを求めています」と話しました。そのために実践しているのが「本物に触れさせる教育」。その取り組みの一つが、各分野のフロントランナーを招いて行う年8回の講演会です。

 この7月で116回目を迎えた講演会では、これまで、2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹先生や脳科学者の茂木健一郎先生といった各界の著名人がさまざまなテーマで話をしています。講演に先立って、生徒たちは講演のテーマについて学習レポートを作成。そうやってきちんと準備をしておくことで、この講演会は、社会に対して大きく目を見開く機会になっているそうです。

 本物に触れる機会としては、このほかに足利学校での論語素読、尾瀬林間学校での郷土料理(そば打ち等)体験、東大周辺の文学散歩などがあります。星先生は「どの体験学習においても五感を刺激することを大切にしている」と話します。

 一方で、国際教育にも注力。たとえば、少人数グループに分かれて英語一色の3日間を過ごすグローバル・イングリッシュ・プログラム(中1・2対象)では、外国人講師の指導の下、パズルやゲーム、歌などを通じて、英語を使う楽しさを学んでいます。ほかにも、英語圏の大学生と10日間の共同生活を送り、英語によるプレゼンテーションに挑戦する「K-SEP(Kyoei Summer English Program)」や、3週間のカナダ語学研修(いずれも中3)などを実施して、国際感覚を養い、語学力を磨いています。

 英語以外でも、きめ細かい指導を徹底するとともに、興味・関心を引き出すための仕掛けを用意。毎朝20分間の始業前学習(Mタイム)や長期休業期の特別講習といった、学力を定着させる取り組みのほか、高校生が中学生に勉強を教えるSBS(School Buddy System)や東京工業大学のOBによる理科実験教室など、楽しみながら学べるプログラムがあります。今後は「クリティカルシンキングの授業や、4技能対応の英語力テスト「GTEC」受検など、2020年度以降の大学入試改革に向けた対策をさらに充実させていく」そうです。

 最後に、2017年度入試の説明もありました。17年度では第1回午後(1月10日午後)、第2回午前(1月11日午前)、第3回(1月15日午前)の三つについて、試験科目が変更となります。第1回午後は従来の2科4科選択から4科へ、第2回午前は4科から2科4科選択へ、第3回は4科から2科へとそれぞれ変わります。ちなみに第4回(2月4日午前)については従来どおり、4科で行われます。

 また、国語では100点満点中10点分を、グラフや表を読み取って、その内容を文章で表現する問題に充てるとのこと。星先生は「これも大学入試改革に向けた取り組みの一つ。思考力と表現力を問う入試への改革を始めていきたいと思います」と結びました。


ユニークなフォルムの中学棟はOBの建築家・田中俊行氏が設計。ロビーから裏庭にかけてビオトープがあります
http://www.k-kyoei.ed.jp/jr/ 別ウィンドウが開きます。

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